私たちは、一人ひとり、それはまるで指紋のように、独自の周波数を持っている。
その周波数は、『ゼロ』ではない、周波数のこと。
普段、誰かと会って話しをする。
Aさんとは、趣味の話しは合うけれど、仕事の話しは合わない。
Bさんとは、仲良くしてるけど、一緒に旅行に行きたいわけではない。
Cさんとは、全く話しが合わない。
等々、私たちは、自分と接する人に対して、この人とはこのくらい、この人とはもっと一緒にいたいと、無意識に選別している。
共鳴共振と言う言葉がある。
この振り子をしばらく揺らしておくと、
同じ長さのひもにつないだ重りしか揺れないと言うことが起こる。
これは、物体には、固有振動数というものが決まっているため、同じ紐の長さの重りしか揺れないと言う現象。
私たちも、この固有の振動数を持っています。
これは、人対人だけではなく、全てのモノに当てはまる。
同じモノを見ても、気に入る人も、そうでない人もいる。
同じ動物を見ても、可愛いと思う人と、思わない人がいる。
お金に対しても同じことが起こります。
私たちは、元々『ゼロ』です。
でも、この『ゼロ』は、何も無い『0』ではなく、あらゆるモノを生み出すことができる、創造することができる『ゼロ』です。
この創造は、想像ではありません。
イメージではなく、創りだすことができる創造です。
それは、全ての人ができることですが、人間意識では限界があります。
その限界を創っているのが、観念や信念やエゴです。
結論を言えば、この観念や信念やエゴを全て捨ててしまえば、『ゼロ』に戻るのですから、創造できることになります。
自我とは、人間意識であり、スピリット意識ではありません。
自我がある限り、失うことの不安、保身、存在価値、無価値感等々、持ち続けることになります。
その自我がある状態で、「お金が欲しい」と思うのは、当然なんです。
思っていいし、お金がたくさんあれば、冷蔵庫がいつ壊れるだろうかとか、車の修理代にいくらかかるんだろうかとかの不安から解消されると思うのは当然です。
ただ、この宇宙には、法則が存在します。
その法則は、アラジンの魔法のランプのように、あなたの言うことそのまんま叶えてくれると言う法則です。
なら、お金を出してよ
ですよね~。わかります、わかります
ただね、この法則。言葉通りじゃなく、その言葉に乗っかった周波数を感知してしまうんですよ。
「お金が欲しい」と思うのは、金額的にお金がない。もしくは、金額的にはあるけど、自分自身がその金額に満足していない状態です。
おまけに、それだけじゃなく、小さい頃に、お金がないことで、ご近所から差別にあった、いじめにあった、両親が喧嘩した、お金で裏切られた・・・等々の、意識まで乗せてしまってるわけです。
宇宙は、「お金が欲しい」と言う日本語は知らないと思ってください。
この一言に含まれた、感情やら観念やら信念やらエゴやら、全てを含んだモノを、あなたの望みだと思って叶えてくれるわけです。
だから、観念や信念やエゴを、外すことをお勧めしているわけです。
まずは、自分がお金に対して、どんな思いを持っているか。
直ぐに、「お金がない」 と言ってしまうとしたら、それはご両親とかご家族の方が言っていたのを小さい頃から聞いていませんでしたか?
「お金は汚い」と言ってしまうとしたら、それはいつからそう思っているのですか?
言っておきますが、そう思わせたご両親やご家族の方が悪いとかそういう事を言っているのではありませんから。それはスピリット意識としては、全く関係のないことですので。
とにかく、自分がお金に対して、どう思っているのか?と言うことを、正直に受け入れ認めることです。あなたが、どう思っていようと構わないんです。
大切なのは、あなたがあなた自身に正直になること。ウソをつかないことです。
受入れ認めることができれば、おそらく外れます。
ただ、さきほども言いましたように、お金の観念だけを外せば、お金が入ってくるのかと言うとそうではありません。
お金も色んなことと絡んでいるからです。
色んな事とは、今まで生きてきた人生で感じた感情や記憶等々で、自分の頭に浮かぶ程度の観念は、ほんのわずかです。
私の経験上、お金のことに関わらず、とにかく外すと言うことを繰り返すうちに、お金に対する執着が無くなっていきました。
全ては、私たちの周りには存在してるんです。それを受け取らないのは、自分がブロックをかけているからです。そのブロックが、観念や信念やエゴなんです。
経験ありませんか?お金にガツガツしてる人。
そう言う人には、余計にお金を渡したくないと言う感情を抱く。
それと同じで、お金に執着していると、お金は入ってこないんです。
おまけにね、家の中は散らかっている。
散らかっているから、前に買った事を忘れて、また買ってしまう。
100円くらいならいいだろうと、100円均一に行っては、ちょこちょこと何かを買うけれど、結局使わず放置している。お茶を家から持って行けばいいのに、自動販売機があるからと、160円も出してお茶を買う。1つでいいのに、2つだとお買い得だと買って、賞味期限を切らす。
今、預貯金がいくらで、財布にいくら入っているかもわからず、ざっくりとわかる程度。
今、自分に在るものを大切に使っていない状態では、その周波数を外に出していることになりますから、引き寄せるのは、それと同じ周波数です。
お金は、いくらあっても使い続ければ無くなります。
入ってくるお金を増やす前に、今あるお金を毎日1円でもいいので貯めてください。
そうすれば、「お金がない」意識から、「お金が在る」意識へと変化していきます。
お金は、後から付いてきます。
自分の前には、いないんです。
それが証拠に、働く前にお給料もらえないでしょ?
そして、もしあなたが自分のモノを大切にしていないとしたら、それはあなた自身も大切にしていないことになります。
明日で今年も終わります。
大掃除はしなくていいんです。
とにかく、自分の執着を捨ててください。
いつか使うだろう。
いつか着れるだろう。
いつかではなく、『今』必要なモノだけする。
正月をまたいでも構いません。
片付いた時が、お正月です。
きっと、心の中に変化が訪れます。
心を軽くしていってください。
そうすれば、見えないモノが見え始め、この世のしくみがわかりだします。
あとは、このゲームを楽しんでください。