いつからだっただろうか。
私は、壁にぶち当たると、自分に質問するようになった。
私だったら、どうする
「私だったら、どうする?」って、自分に質問するなんて、どうよ ねぇ。
おそらく、幸太郎が亡くなる前から、その質問を自分にしてたように思うけれど、明確に記憶に残っているのは、幸太郎が亡くなってから。
幸太郎が亡くなった時、私の中で確信する事があった。
それは、
絶対に、幸太郎との関係は、これで終わらない
必ず、会いに来る
そして、私は自分に質問した。
このまま、幸太郎が亡くなった事を、ずっと悲しんで過ごすか、それとも絶対に会える方を選ぶか。
そして私は、
絶対私なら、会える方を選択する
そう、答えた。
幸太郎の死をきっかけに、精神世界に興味を持った私は、本を読みあさった。
読みあさるうちに、自分は、生まれる前にシナリオを創っていたらしいことを知った。
色々な出来事があり、自分の中でそれは確信となった。
それはまるで、自分で仕掛けたゲームを自分で解くような感覚。
絶対私なら、ここに隠すよなぁ~
と、自分の性格をよく知ってる私が、仕掛けたヒント。
ここで、こうなる方が、私らしいよなぁ~
そうやって自分が選択した結果、目に見える出来事が起こると、
ほ~ そんなところに仕掛けてましたかぁ~
私が一番喜ぶ方法、やっぱ、よくご存じで。
私たちは、自分で・・・・と言う人間の考える個人ではないですけど、スーパーコンピューターでも叶わないほどの意識で、シナリオを創った。
この世には、法則が存在しているから、その法則を使えば解けるようになっている。
実にシンプル。
私は、今のところやらないけれど、色んなゲームがあるよね。
でも、多分、攻略していくんだよね。
色んなところに、攻略するためのヒントが隠されていたり、落とし穴があって、また戻らなくてはならなかったり。
あともう少しで攻略できるのに、できないジレンマ。
なかなか攻略できないから、そこを攻略してみたいと思う。
この世のバーチャルゲームも全く同じ。
そこへ行くと、その人と出会うから、その人からヒントをもらって。
そこでおもいっきり辛い目にあうと、逆にあなたは、なにくそ!って思うから、そこでは辛い目に合わせるように設定しとくから・・・みたいな。
自分で仕掛けた。
自分で仕掛けたから、自分で解けるようになってる。
どんなに、今の自分の人生が嫌で嫌で仕方なくて、もう二度と人間に生まれたくない
そう思ったとしても、この肉体を脱いだら
なんだよぉ~、あそこまで攻略したのに、もうゲームオーバーかよ~
くっそぉ~ もう一回、チャレンジするぞ
って、再び、この人間世界で挑戦する。
だって、毎日やってるゲームもそうなってるから、みんな、のめり込むんでしょ?