『今日を、自分の為に使う』って、あ～た。
誰だってそうしてるじゃないの？
そりゃあね、ご家族の方の介護とか、育児とか、仕事とかで精一杯で、自分の為の時間をゆっくり味わえないって人もいるとは思うけど、それでも今日、自分が生きるために使ってるんだと思うんだけど・・・そうじゃないって言うの？
そうです。
『今日を、自分の為に使う』とは、どんな環境の中にいようが、全ての人に当てはまることです。
結論から言えば、『自分が持った重い（地球の）周波数を外す為に、今日を使う』と言うことです。
私たちは、この世に生まれて、さまざまな体験をし、知識を得、その生きてきた中で、自分の観念や信念や欲を持ちました。
この、観念や信念や欲を持ったことで、自分の中にものさしを持ったわけです。
例えば、今自分が、１００万円持っていたとします。
そこへ、１０万しか持っていない人が現れると、自分はこの人より幸せだと思います。
ところが、５００万持った人が現れると、自分はこの人より不幸だと思います。
自分が持っている１００万に変わりはないのに、現れた人が持っている金額で、自分は幸せにも不幸にもなるわけです。
これが、自分の持ったものさしです。
私たちは、よくこんな言葉を使います。
「普通はさぁ～」
「ありえやんよなぁ～」
「誰がそんな事ゆうとんの？」
「そんなん常識やん」
こういう言葉も、自分が生きてきた環境の中で修得した常識であり、ほとんどの人が同じようなものさしを持っているため、ある程度の人とは話しが合いますが、必ずそこから逸脱するような常識のないと言われる人が現れます。
その常識のないと言われる人も、自分のものさしを持っているわけですね。
今までは、自分対誰かとの出来事で、感情が動いた時に『外す』と言うことに意識を持って、自分の中にどういう観念を持ってるんだろう。どんな信念を持ってるから、こんなに腹が立つんだろう。そう、自分の内側、インナーチャイルドに意識を向けるようにしていたと思います。
かつての私もそうでした。
それは、それでいいんです。
でも、必ず思考のワナにはまります。
何故なら、考えてしまうからです。
一瞬にして、過去の記憶が現れて、「あ！それだ！」と、わかってしまった時は、一瞬にして外れてしまいますが、「どの記憶なんだろうぉ～。どんな感情に反応してるんだろうぉ～。どうして私はわからないんだろう。なんで外せないんだろう・・・」
と、こんなふうに考え始めているのは、既に思考の中にいます。
こういう時は、もう考えずに、違う事をしてください。
でも、これとは逆に、日常生活の何気ない言葉の中に、自分のものさしが満載なんです。
「普通はさぁ～」
「ありえやんよなぁ～」
「誰がそんな事ゆうとんの？」
「そんなん常識やん」
こんな会話、日常茶飯事で、そう言っている自分の言葉さえ気にならないくらい、ふつ～に使っていますよね。
こういう言葉がいけないとか使うなとか、そこに観念があるとか、そんなややこしい話しをしたいんじゃないんです。
思い出してください。
私たちは、元々『ゼロ』です。
こういう常識や普通は、この肉体を持って生まれたから身についたモノであって、元々は持っていないモノなんです。
元々持っていないモノなのに、この肉体を持ったことで持ってしまったから、重いんです。
じゃあ、何も話せないじゃん
そうですね。お怒りになるのは、ごもっともです。
でも、私たちは、選択できるんです。
このまま、心も体も重いと感じながら人生を歩むか。
それとも、心も体も軽くして、全く今まで観たコトのない世界を観にいくか。
何度も言いますが、本当にそれは自由なんです。
面倒だと思うなら、やらなくていいことなんです。
ただ、ここからは、心も体も軽くすることを選択された方への、お話しとなります。
私たちは、常に、自分のものさしで相手を見ます。
自分と価値観が合っている人とは、「あの人は、ええ人やわぁ～」になり、自分と意見が異なる人とは、「何なん！あの人！感じわる！」となります。
でも、そんな言葉を自分が発したかなど、おそらく毎日気にも留めてないと思います。
ドライブレコーダーで１日録音しても、「え～、私こんなこと言うとったぁ？」ってくらい忘れてしまっています。
で、本日のブログのタイトルを思い出してください。
『今日を、自分の為に使う』
今までは、何か自分に嫌なことが起こった時に、自分の内側を観ると言う事をしていましたが・・・。あ、もちろんこれも継続します。ただ、考え過ぎないことは必要ですが。
唐突ですが、
「何なん！あの人！感じわる！」
この言葉の中に、この人の観念や信念が入っているのがわかりますか？
どんな観念か、信念か、それはわかりませんが、この人が自分のものさしで相手を測ったところ、自分のものさしより上だったのか下だったかで、結局この言葉が現れたわけです。
でも、この人のものさしは、この人が生まれて生きてきた歴史の全てが含まれているわけです。両親との関係や親せきの人との関係とか兄弟とか、友達とか、とにかく色々。
でもね、結局この「何なん！あの人！感じわる！」と、言わせたのは、あなたではなく、思考なんです。『脳』の記憶です。
だから、この『脳』の記憶を責める必要も、この言葉を発したからと言って、自己嫌悪に陥ったり、自己否定したり、また外さなきゃって思わなくていいんです。
要するに、「何なん！あの人！感じわる！」に続く色々な言い分も、言いたいことも全て言わせてあげればいいんです。思ったのなら、思う存分思わせて上がればいいんです。
『脳』がそう言いたいんですから、言わせてあげればいいんです。
他人に怒ってしまって、暴言吐いてしまったり、お風呂に入りながら、散々その人の悪口言いたかったら言わせてあげればいいんです。我慢なんてしなくていいんです。
そして、言いたいだけ言ったら、
『もう、すっきりした？ じゃあ、この重い（地球の）周波数を捨てさせてもらうね。ありがとう。』
で、深呼吸。
その後のことは、宇宙に任せておけばいいんです。
大切なのは、気づくこと。
今日のブログのタイトルに、もう少し付け加えましょうかね。
『今日を、自分を目覚めさせる為に使う』