心の環状線(感情線)から脱出するチャンスは何度もあるのに、切り替え場所を見過ごしてしまう。
春夏秋冬の景色を眺めることで、自分は同じ感情の上を回っているとは知らないでいる。
心のループ。
ある悩みが解決したと思ったら、また次の悩みがやってくる。
その悩みが解決したと思ったら、また次の悩みがやってくる。
それは、仕方のないことで、それが人生と言うもので、あきらめてしまうと言う波に乗る。
心の感情線から脱出する方法が存在する。
観えた世界に意識を向けるのではなく、その世界を観たことで感じる感情に意識を向ける。
夫と娘が、口喧嘩をしている。
それを見た、私は思う。
お父さんに、口ごたえしたらあかんやろ~
『父親に口答えをしてはいけない。』 と言う観念は、いつ生まれた?
大抵は、夫は自分の父、娘は、私が娘だった頃を、2人は演じてくれている。
娘:「ねぇねぇ、お母さん、私のこの演技を見て、昔のお母さんを思い出さない?」
夫:「おいおまえ、俺のこの演技を見て、おまえのお父さんとのやり取りを思い出さないか?」
ハッあの時の私だ
泊りがけで卒業旅行に行こうって友達同士で相談して、お父さんに行ってもいいかと相談したら、思いっきり反対されて・・・。
「行きたい!行きたい!」って、思いっきりごねたのに、絶対に行かせてくれなくて・・・
結局、私だけが行けなかった卒業旅行。
それからだ。お父さんに口答えしてはいけないんだと、自分に呪文をかけた。
ずっと、それが当たり前だと思ってた。
やっと、1つ目の心の感情線から別の感情線に移れたね。
ただ、この感情線、気づいたら次の感情線に移れるけど、そこで気づかないとまた同じ景色を観ることになるんだなぁこれが。
観える景色に惑わされないでね。
観えた景色から、どんな感情を味わったのか。
意識は、胸のへ。