もともと、私たちには、重い周波数など持ってはいなかった。

 

だけど、体験するためには、相反するモノがないと比較することができない。

 

 

好きと言う気持ちが存在することがわかるのは、嫌いと言う気持ちがあるから。

安心すると言う気持ちが存在することがわかるのは、不安と言う気持ちがあるから。

 

 

シーソーをイメージすれば、よくわかる。

 

 

中心から同じ位置に座っている場合、必ず体重の重い方にシーソーは傾く。

 

 

私たちの体が健康だと言える状態は、体の色々な働きが、このシーソーがどちらにも傾かず、

かといって、まっすぐのまま、ガチガチの状態でいるのではなく、

車のハンドルと同じように「あそび」がある状態。

 

これと同じように、心にも、シーソーがどちらにも傾かず、かといって、まっすぐのままガチガチの状態ではなく、「あそび」がある状態。

これが、一番、居心地のいい状態。

 

要するに、心も体も、どちらにも傾いていないゼロの状態に戻ろうとする。

それは、この地球の法則でもある。

 

 

今回も、台風14号が接近していて、私たちは不安になってしまうけれど、台風があることで海水や空気はかき回される。

それが色々な循環をおこしてくれる。

そして、リセットしてくれてる。

 

やみくもに雨が降り、やみくもに晴れているのではなく、地球は地球なりに、循環させ傾きを無くそうとしている。

それは、そもそも宇宙のしくみでもある。

 

そんな宇宙から生まれた地球から生まれた人間は、その法則から外れれば、苦痛を感じてしまう。

 

 

 

だから、体の働きに傾きが生じた時、それを戻そうとするために、私たちの体調は悪くなる。

体調が悪いのは、体の働きが傾いたからではなく、もとのゼロに戻そうとしている時に体調が悪いと私たちは、気づく。

 

 

これと同じように、私の記憶の中に、執着や思い込み、いわゆる観念・信念・エゴの3兄弟がいると、シーソーが元に戻ろうとする。

それが、嫌な出来事や、嫌な思いとして現れる。

どちらに傾いても、この反応が起こってしまう。

 

 

 

 

ゼロになっている状態。

シーソーが、どちらにも傾いていない状態になったとき、

次に起こる出来事は、ハイヤーセルフ愛と調和の周波数から選択される。

 

どうあがいたって、私たちの想像の域は、はるかに超えている。

 

私が考えることなど、自分の損得であったり、自分の都合のいいことを望むような、目先のことしか考えられない。

どこにどんな人がいて、どこにどんなことに興味を持っている人がいて、どこでどんな仕事をしている人がいるかなんて、到底わかるはずもない。

 

 

 

でも、ハイヤーセルフは、わかってるんです。

個々のハイヤーセルフは、もっと大きなオーバーソウルとつながっていて、そのオーバーソウルは・・・って具合に、もう、私たち人間と比べることなんてできない存在なんです。

 

私が、一瞬一瞬、ゼロになっていけば、このハイヤーセルフとつながって、行動できるわけです。

 

そして、ゼロに近づけば近づくほど、欲など無くなってきますから。

望むことなど、無くなってきますから。

 

 

 

もともと、ハイヤーセルフは、です。

私が創った、この肉体を使って、体験したかったことは、私が知ってるんです。

肉体を持った私は、本当の私であるハイヤーセルフとつながっていれば、最高の自分自身で生きることができるんです。

 

 

 

だから、どちらでもいい状態が、最強なワケですよ。