自分にとって、都合が良い悪いに関係なく、自分が創造している世界。
そもそも、スピリットの意識の中では、良いも悪いも存在していない。
そのコトやモノが、
自分にとって都合が良ければ良いことであり、
都合が悪ければ、悪いこと。
これは、生まれて生きてきた中で、自分の中で判断してきたモノ。
誰かと意見の食い違いから、トラブルになったりすると
必ず思ってしまうのが、
「間違っているのは、あの人であり、正しいのは私。」
そういうふうに思っても、一向に構わない。
ただ、こういうふうに思っている間は、一向にコトがうまく進まない。
それどころか、どんどんその相手との関係が悪くなり、
どんどん相手の事が嫌いになり、
何をしていてもその相手の事を考え、
へたをすると、眠れなくなり、体調まで悪くなる。
そして、そうなったのは、あの人のせいだと思い始める。
やがて、仕事まで嫌になり、あの人のせいで私はこの職場を辞めるとなる。
こういう創造をするのも、一向に構わない。
この創造が、次の創造に活かされるのかもしれない。
ところが、
「間違っているのは、あの人であり、正しいのは私。」
と、思っていた自分が、
あ~、あの人の立場になったら、私もそうするかもなぁ~
と、思った瞬間、胸のモヤモヤは消え、
明日、もうちょっと話しを聞いてみようかなぁ~
こんな、想像をすると、
自分が創造した明日の世界が、ゴロっと変化して
出勤したら、相手の方から
「昨日は、ごめんよ~。君の気持ちも考えずに言ってしまったよ。」
「いや~、こっちこそ、そっちの立場を考えずに言ってしまったよ。悪かったね。」
「じゃあ、今日はランチでも一緒に食べて、もう一回話しをしようか。」
なんてことに、なったりする。
この世界のルールは、本当に面白い。