『脳』は、このボディを創る一つのツール。
目や耳、皮膚や口、耳と言う五感を使って得た情報を瞬時に『脳』に伝える。
『脳』は、得た情報を瞬時に、生きるために使う。
危険を感じたら、その場から逃げる為に、手足に命令して走らせる。
上から何か落ちてきそうだと、頭を覆ってしゃがむ動作をさせる。
傷ができて出血してきたら、そこを手で抑えて止血させようとする。
お腹が痛くなったら、お腹を押さえることで他者にどこが悪いのか教えて助かろうとする。
喉にモノが詰まって息ができなくなったら、チョークサインを送って、息ができないことを知らせようとする。
『脳』は、最優先でこのボディを守ると言う役割がある。
心臓も、胃腸も、肝臓も、膵臓も、腎臓も、皮膚も、全てこのボディを創る一つのツール。
そしてチームを創り、このボディを生かす為に、総動員で役割を果たす。
『脳』の役割は、このボディを生かすこと。
だから、変化を望まない。
昨日、ボディを守った方法を使って、今日も生きる。
昨日、生きれたから、その方法で今日も生きる。
『脳』は、急に変化を起こすと、パニックになる。
『脳』は、初めて経験することには、臆病になる。
『脳』は、同じことを繰り返した方が安心。
だから、不安と言う感情を持ったら、その不安と言う感情を何度も経験させる。
だから、怒りと言う感情を持ったら、その怒りと言う感情を何度も経験させる。
生まれてから色々経験して、知識を持って、その情報から、一番安心していられる状態にいようとする。
見たいモノ、聞きたいコト以外は、見ようとしないし、聞こうとしない。
これが『脳』のトリック。
『脳』は、送受信機。
ラジオと同じように、周波数を拾い、感じた周波数を発信する。
頭の中がやかましいのは、
他の人たちが発信した周波数を拾っているだけ。
あなたじゃない。
あなたが、暴飲暴食をしたり、寝不足になったり、排泄するモノを毎日排泄していないと、
『脳』は、うまく自分の役割を果たすことができずに、いろんな周波数を拾ってしまう。
ぬるま湯のお風呂にゆっくり浸かったり、
のんびりと海を眺めたり、
森の中の小川に足をつけて、川の流れる音や、
鳥の声や木の葉が風に吹かれる音を聞いて
『脳』をゆったりと休めてあげる。
あなただけの唯一の周波数があって、
それが
「あ~、気持ちいいなぁ~」
って、思う周波数と同じ。
その周波数が、本当のあなたとつながる周波数。
『脳』は、急激に変化を与えようとすると抵抗する。
だから、少しずつ少しずつ、脳に本当の自分を教えてあげて、友達になる。
そうすると、どんどん『脳』は、協力してくれるようになる。
どんな協力かって?
本当のあなたが見たいモノ、聞きたいモノを見せてくれるし、聞かせてくれるようになる。