「捨てる」ことは、「失う」こと。

 

私たちは、「失うこと」をとても怖れている。

 

「失うこと」が怖いから、そこに「執着」する。

 

 

 

それが、『脳』のしくみ

 

 

生きる為には、昨日と同じことをする。

昨日生き延びれたのだから、今日も同じ方法を選択する。

 

 

私たちの遺伝子の根本には、

「生きること」

「子孫繁栄」

が、組み込まれている。

 

 

『脳』は、変化を好まない。

 

 

せっかく得たモノを、捨てることを好まない。

 

 

「捨てる」ことは、不安につながる。

 

「いつかまた使うんじゃないか。」

と言う未来に対する不安。

捨てたことを後悔する自分への不安。

 

「これを持っていたら、私のプライドは保たれる。」

と言う、自分を失うことへの不安。

 

 

 

自分の心の隙間を、目で見える「モノ」で埋めようとしても、

心と言う、目に見えない「モノ」には通用しない。

 

 

 

私たちは、見える「モノ」で評価されたりしない。

 

評価する人が、あなたの世界に存在するとしたら、

それは、あなたが「モノ」で評価をするという『観念』を持ってしまっただけ。

 

 

だから、この「モノで評価をする」と言う『観念』を捨てる。

 

 

この『観念』を捨てたら、私には何も無くなるんじゃないか?

そう思わせているのは『脳』

 

あなたは、『脳』じゃない。

 

 

 

この「モノで評価をする」と言う『観念』を捨てると、どうなるか。

 

 

モノに執着しなくなる。

自分にとって、本当に必要なモノが何かがわかるようになる。

モノで評価されなくなるから、本当のあなたに興味を持ってくれる人が現れる。

不必要なモノを買わなくなるから、不必要なお金の出費がなくなる。

部屋の中の不必要なモノを捨てることができるから、部屋は綺麗になる。

選んだ服はシンプルなのに飽きない。でも、とてもあなたに似合ってて、好印象を与える。

 

等々、まだまだ沢山の目に見える変化が始まるけれど

 

 

何より変わるのは、自分と関わる人達。

 

外見ではなく、本当のあなたを見てくれる人との出会いが始まり、

あなたが、本当に心を許せる人達と出会うことになる。

 

 

目に見えるモノ、聞こえるモノと言う五感で感じることができたものは、結果

 

 

あなたの心の中そのものが、『結果』として現れます。