みなさん、心臓はどこにあるかわかりますよね。

 

 

心臓って、ダイレクトに感情と反応してますよね。

 

例えば、旦那には、全く反応しなくなった心臓でも、むっちゃかっこええイケメンとか目の前に現れたら、若い時のようにドキドキドキドキするとかてへぺろ

 

 

逆に、

 

こんな風に怒っている時には、心臓がバコバコメラメラしたり・・・

 

 

心臓のはたらきは、血液を体中に送るポンプの役割。

当然、止まってしまえば、私たちの命は断たれてしまいます。

 

この心臓は、働きものです。

毎分、60~80回拍動し、それを1時間だと 3,600回以上。それを1日だと86,400回。

それを1年だと、31,536,000回。それを今の年齢をかけると・・・

ほんと凄い働きものです。

 

でも、心臓は、血液を循環させるだけでなく、BNPと言う「脳性ナトリウム利尿ペプチド」というホルモンも出しているんです。

このホルモンは、ストレスを和らげる働きがあるようで、脳の中にもあるホルモンらしいです。

 

このホルモンは、血管を拡げ、尿の排出を促す作用があります。

例えば、血圧が高いとそれが心臓にとって、ストレスですから、このホルモンが出て、血圧を下げようと働き心臓の負担を和らげようとします。

だから、このBNPというホルモンの値が高いほど、心臓に負担がかかっていると言うことになります。

 

 

心臓の病気というと、誰もが思い浮かべるのが「心筋梗塞」ではないですかね。

心筋梗塞は、冠状動脈と言う、心臓に栄養を送るための血管が閉塞したことによってその血管から栄養をもらっていた心臓の筋肉が壊死を起こした状態です。

この赤い血管が、冠状動脈です。

 

心臓も自分の筋肉を動かすために、栄養が必要なわけです。

心臓の中には、いっぱい血液が流れているけど、その一部をもらって、自分自身に栄養を与えています。

 

銀行と同じかな。

銀行は、たくさんのお金が出入りするけど、それを銀行の方が全部使ってるわけじゃなく、一部分だけ使ってるみたいな。

 

 

この心筋梗塞なりやすいタイプがあるのをご存知ですか?

 

それを、『タイプA行動パターン』と言います。

 

 

早稲田大学人間科学部教授 野村 忍氏が、ストレス講座その8として、(2002年)

「タイプA行動パターンと心筋梗塞」という題名で、書かれている文章を引用させて頂くと、

 

『タイプA行動パターンとは、性格的に競争的、攻撃的、野心的で、行動的には機敏、性急で常に多くの仕事に巻き込まれている猛烈社員型の人の事を言います。

こうした人は、これと反対ののんびり~おっとり型のタイプBの人に比べて心筋梗塞の発症率が約2倍高いと言われています。

 タイプA行動パターンの人は、いつも時間に追われてせかせかと行動し、しゃべるのも食べるのも、歩くのも早いという特徴があります。また、常に何かと競争していて、いくつもの仕事をかかえています。そうして、自らストレスの多い生活を好み、ストレスを多く受けているにもかかわらず、そのことをあまり自覚せずに無理を重ねた生活をする傾向があります。・・・』

 

ここには、チェックリストもあって、次の項目に6個以上「はい」に〇がついた人は要注意だそうです。

 

1.毎日忙しい生活である。

2.時間に追われている。

3.何事にも競争してしまう。

4.ちょっとしたことでも怒りやすい。

5.仕事や行動に自信がある。

6.何事にも熱中しやすい。

7.何事でもきちんと片付けないと気がすまない。

8.緊張したりイライラしやすい。

9.早口でしゃべる。

10.並んで順番を待つことがイヤである。

 

さあ、いかがでしたでしょうか?

 

6個以上当てはまって、焦っていますか?滝汗

 

以前の私は、このまんまの性格でした。

よく周りの人から「そんなに休みなしに働いて疲れないの?」

そう言われました。

 

でも、私は平気なんです。

だって、やりたいようにやっているのだから、自分はストレスを感じているように思っていないんです。逆に、きっちりやらない方がストレスと感じてましたから。

 

でもねぇ~、これ、よくないんですよ。キョロキョロ

自分ができてしまうから、周りの人まで巻き込んで、自分の思うように事が運ばないとイライラする。これがストレスになってしまう。

多分、何事にも熱中しやすいとか、きちんと片付けるとか、そんなことにはストレス感じないんですよ。やりたいことだから。

でも、私が思うように周りがやらないからイライラする。そういうサイクルになってしまって、結局ストレスになっているんだと思います。

 

今は、ないですけど、実際私、不整脈になりましたもんニヤニヤ

 

 

で、ここまで説明して、何が言いたいかって言うと、

 

やっぱり臓器の働きと、その病気になる人の行動パターンや思考パターン似てると思いませんか?

 

そして、私が特に言いたいのは、

 

なんで、タイプA行動パターンになるような大人になったのか?

って。そこなんです。

 

 

こういうふうに、自分が病気になったとしたら、その臓器の働きを考えた時、その臓器の働きとよく似た自分の思考パターンがあるということで、そこに自分が生きてきた人生で埋め込んだ『観念』を見つけることができやすいことになると、そう思います。

 

 

このA行動パターンでなかったら、心筋梗塞になることはなかったとしたら、そのA行動パターンから外れたら、心筋梗塞になるリスクは減らせると、私はそう思います。