「ストレスの原因は何ですか？」
そう質問すれば、
「夫が原因」
「妻が原因」
「子どもが原因」
「姑が原因」
「職場が原因」等々
こんなふうに、ざっくり答える人は多いのではないでしょうか。
「ストレスの原因は何ですか？」
そう質問されて
「夫が仕事から帰って来て、靴下を洗濯機に入れないのがストレス！」って具体的に言う人は、あまりいないんじゃないでしょうか。
いるかもしれないけど、この靴下の件だけがストレスで、あとは素晴らしい夫だと言う人もあまりいないんじゃないでしょうか。
どちらかと言えば、この靴下の件を発端に、もっと他のあれもこれも夫に対する不満をぶちまけるんじゃないでしょうか。
※夫の方、すみません。これは例えですからね。そして、うちの夫の事を言っているのでもありませんのでご了承くださいね。
とにかく、いっぱい言いたいことがあるのはわかりましたから、落ち着いて自分の
に意識を向けてください。
例えば、
私も仕事から帰ってきて疲れているのに、夫は新聞広げて椅子に座っているだけ、手伝おうともしない。私が片づけをしている時も、テレビ見てるだけで何にもしてくれない。
心の中で腹が立っても、あなたは我慢して夫に直接言えない。
こういう時、あなたは夫に何を見てるんでしょうか？
こういう時、大抵は、自分の父親を見ていることが多いです。
今、目の前にいる夫は、顔や体形こそ違いますが、お父さんが座って新聞を読んでいる姿と一致しませんか？
小さい頃は、他の家のお父さんがくつろぐ姿を見る機会はほとんどなかったでしょうから、お父さんが家事を手伝わずに新聞を読んでいるのは、当たり前だったはずです。
それが夫婦と言うもの。あなたにとっては、それが当たり前。
「お母さんは大変だ。」
「母親が家事をするもので父親は家事をしないんだ。」
「母親は、どんなに疲れても家事をするもんなんだ。」
これが『観念』です。
自分が知らずしらずのうちに信じ込んでしまったこと。
この『観念』が、あなたの心の奥底（潜在意識）にあることで、あなたはそれを見せられてしまいます。
じゃあ、なぜこれを見せられるのかと言うと、一言で言えば、捨てる必要があるからです。
じゃあ、なぜ、捨てる必要があるのか？
それがあると、あなたが『幸せ』になれないからです。
実際、上のような出来事があったとしたら、あなたは『幸せ』とは思えていないですよね。
本来、私たちの体も心も、フラットの状態がベストなんです。
フラットの状態とは、どちらにも傾いていない、調和のとれた状態。
この調和の取れた状態が、体にも、心にもベストの状態で、この状態が
『本当の自分』とつながった状態。
この調和のとれていな状態が、『歪』または『摩擦』となって、あなたにストレスを与えます。