さて、いよいよ本題の『病気から意識を外す』
健康診断を受けた時の結果、病気になって今の状態を把握するために採血をした結果。
良い状態か悪い状態かを判断するのは数値です。
だから、私たちは、その数値が正常になるよう、数値に意識が傾きます。
血圧が高い人は、ちょっとでも高い数値だと何回も測り直して、納得いく数値まで繰り返す。
血糖値が高い人は、その数値が昨日のプラス1でも、気持ちが落ち込む。
この血圧を測定すると言う行為そのものの奥に隠れている感情は何でしょうか?
「不安」
ですよね。
血糖値がプラス1上がっただけでも落ち込む気持ちの奥に隠れている感情は何でしょうか?
血糖値を下げられない自分を「責める」
そんな感情。
宇宙の法則は、この「不安」や「責める」に反応します。
あなたが「不安」なら、それがあなたの望んだことになり、「不安」をもっと見せられることになります。
あなたが自分を「責める」なら、それがあなたの望んだことになり、もっとあなたを「責める」ことがおきます。
こういうと、
「血圧をもっと下げて、不安にならないようにしょう」とか
「血糖値を下げるように食べる物を制限しよう」とか
どんどん、意識がそちらに向いてしまいます。
私も息子を看ている時はそうでした。
「何とかこのガンの数値を下げたい。」
「何とかこの腫瘍が小さくなって欲しい。」
これは、
「治って欲しい」と言う気持ちから思うことです。
でも、宇宙はこの「治って欲しい」に反応しないんです。
「治って欲しい」と言う、この表面に出た言葉は結果です。
その奥の私の心の中は
「治らない」から「治って欲しい」と言葉になった。
宇宙が反応するのは
「治らない」と言う、超巨大な「不安」に反応してるんです。
じゃあ、私がこの法則を知っていたら、幸太郎は治ったのか?と言うとそうではありません。
何故なら、幸太郎が逝かなかったら、私はこの法則を知ることはなかったからです。
じゃあ、どおしたらいいのか?
それが、
『病気から意識を外す』ことです。
私が、「あすけん」を使ってダイエットに成功したのは、「あすけん」を付けるのが楽しかったからです。そうしていたら
いつのまにか
痩せていた。
要するに、体重の値だけに意識を向けず、体重を下げるための他のことに意識を向けていたわけです。
そうしていたら、
いつのまにか
結果的に、痩せていた。
「太る」ことに対する『観念』を捨てたら、いつのまにか体重がコントロールされはじめた。
次回に続く。