『シンクロニシティ』とは、ユングが提唱した概念で、「意味のある偶然の一致」を指す。
今、ちょうど私にもそれが起こった。
「亡くなった息子とつながる №33 『幸』」にも書いたが、日付の偶然の一致。
自分だけがわかる偶然の一致。
友達とランチを食べながら、「あそこへ旅行に行きたいね。」と話しをして、帰ってきたら主人がその旅行先のテレビを見ていた。
フッと、昔の友達の事を思い出していたら、その人からハガキが届いた。
自分の誕生日と同じ車のナンバーを見た。
自分にしかわからない偶然の一致。
私は、このシンクロニシティには、3つの役割があると思っている。
一つは、
心臓が破裂するかと思うくらいの、涙が出るほどの感動と感激を味わうシンクロニシティ。
例えば、
まだ、20歳になったばかりの女性がいて、彼女は社会人に成りたて。
まだ、結婚もしていなくて、自分のことで精一杯でいる時に、母親がガンだとわかり数ヶ月で亡くなってしまった。
色々相談したいことがいっぱいあった。いつも一緒にショッピングに付き合ってくれた母。
いつも泣いてる私の話しを聞いてくれた母。その母がいなくなってしまった。
「お母さん!私は、これからどうしたらいいの?!」
会社から帰る途中、夜空を見上げながら大粒の涙を流した。
「ただいまぁ」
すると先に帰っていた父が
「おい、みかん買ってきたぞ。」
私は、泣き崩れた。
何故なら、私が小さい頃、母さんはいつも私を膝の上に座らせて、みかんをむいてくれた。
「母さんは、いつも私を見てくれてるんだ。ありがとう、母さん」
このように、自分がもうどうしようもない崖っぷちに立っている時や、どうやってもうまくいかない、誰かに助けて欲しい!
そういう時、このシンクロニシティは、どんな言葉よりもどんな高価なものよりも、私に勇気を与え、生きることの喜びや価値を教えてくれる。
そんなシンクロニシティ。
そして、二つ目のシンクロニシティの役割は、
「今の生き方でいいよ~ そのまま進んで~
」と言う『愛図』
※私は、合図を愛図と言います。
まるで、フィールドアスレチックのように、自然環境の中で色々な障害物を乗り越えながら、その途中で、スタンプが置いてあって、そのスタンプを見つけれたら、その道順は合ってる。みたいな、そんな人生の道しるべ替わり。
三つ目のシンクロニシティの役割は・・・次回へつづく