昨日の5月9日に58歳の誕生日を迎えた。
58歳になって、初めてブログを書く。
もちろん、それには理由がある。
誰にでも、それなりの人生があり、それなりの喜びや苦労や悲しみ、色々な出来事や体験がある。
私も、それなりの人生を送っていた。
でも、そんな私に、人生の転機が訪れた。
2013年3月20日。 この日、息子、幸太郎が21歳でこの世を去った。
ホテルマンとして就職してフロントに立ち、わずか5ヶ月で縦隔原発胚細胞腫瘍という10万人に1人の病気を発症し、7ヶ月後には逝ってしまった。
私は、最大級の哀しみと心の痛みを味わった。
もう一度生まれ変わったとしても、この経験だけは二度としたくないと思った。
心の時計が止まった。
死ぬまで私は、この悲しみと付き合わなければならないと思っていた。
2020年3月20日。幸太郎が逝ってから7年が経った。
この7年間、私はそれまでの人生で全く知らなかった世界を体験することになった。
始まりは、幸太郎の携帯電話の発信履歴。
幸太郎は、死後、同じフロントで働いていたTさんに電話をかけていた。
そして、このことは、これだけで終わらず、私の生きてきた人生ともつながっていたことがわかった。
7年という年月をかけ、息子は私に、『心の法則』を教えてくれた。
『心の法則』を知らなかったから、私は「それなりの人生」しか生きてこれなかった。
私は、このブログを通じて1人でも多くの方に知ってもらいたい。
『誰でも、最高の自分自身で生きることができる』ことを。
『誰にでも、奇跡が起きるけれど、それは奇跡ではなく、誰もが既に持っている』ことを。
それは、特別な人に与えられたものではなく、誰もが体験することができること。
でも、このブログを読んでいるだけでは、その体験はできないこと。
それは、あなたが、携帯やパソコンを実際に使ったからこそ、このブログに到達したように、
携帯やパソコンの使い方の本を読んでいるだけでは、このブログに到達することができないことと同じ。
スポーツ選手になりたいと思っているのに、本を読んでいるだけでは選手になれないのと同じ。
成功や失敗を何度も何度も繰り返し、何度も辞めようと思ったけど、やっぱり諦めきれずに続けた結果、一つ一つ扉が開いていくような、
そんな体験をしていくことになり、
やがてこのブログを読む必要もなくなる。
私は、息子とのつながりや気づき、この世のしくみを書いていきます。
それが、もっと私を成長させてくれることにつながります。
あなたは、私を信じる必要はありません。このブログの中に、あなたが腑に落ちることがあれば、それを活用して下さればいいだけです。
「なぜ、なんだろう」「どうしてだろう」そう思う事が、あなたを成長させ、次の新しい部屋に行く扉を開けることになります。
その世界は、今まで知らなかった世界です。
是非、あなたも体験してください。