映画版『S-最後の警官-奪還』を見ました☆ | ruriのゆっくり日記♪

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向井理さん・斎藤工さんのファンです♡
それから、日々のアレコレ、
娘(13歳)とのすっとこどっこいなやりとりなど♪


感動の舞台挨拶から2日たちました。

映画の感想を記録しておきたいと
思います。


ネタバレ的なことは書きませんが
ストーリーには触れますので、
予備知識を入れたくない方は
スルーされてくださいませ。
よろしくお願いいたしますペコリ


マルマルマル


海上保安庁や自衛隊の協力のもと
タンカー・ヘリなど
実物を借りて撮影された作品ということで
大変にスケールの大きな
大迫力の映像になっていました。


テロリスト・正木圭吾らが
霧山六郎と組み、
第2あかつき丸という巨大タンカーに積まれた
プルトニウムを東京湾上で爆破させ、
日本を壊滅させようというテロを計画・実行。
警察庁の特殊急襲捜査班NPS・
警視庁の特殊部隊SATと
海上保安庁の特殊警備隊SSTとが
合同で第2あかつき丸をとりもどすため
奪還作戦を展開するというストーリー。


中盤からはタンカーの艦内で
凄まじい銃撃戦が起こり
弾丸が雨あられのように降りそそぎます。


ドラマでいがみあっていた
一號が所属するNPSと
蘇我が所属するSATは
今回も共同作戦に。
そして、海上の事件ということで、
SSTも参加。



今回の映画で重要なカギを握るのは
SSTの隊長 倉田勝一郎と
NPSの狙撃手 林イルマ。



イルマが絡み
倉田隊長の息子が
瀕死の重傷を負う事件が起こるのですが、
原作にはない
映画オリジナルのエピソードです。



映画が
激しい銃撃戦を中心に据えた
2時間であるために、
一號の
銃を使わない、拳が武器の突一
という存在感は
ドラマより若干、薄くなっています。



また、
SATとSSTのいがみ合いのシーンはありますが、
ドラマのように、一號と蘇我が
確保か制圧かという
たがいの主張をぶつけ合うシーンは
あまりありません。


そのために、
原作でははっきりと描かれていた

一號の正義
蘇我の正義
正木の正義
霧山の正義



は、ちょっとわかりづらかったです。


1回見た限りでは、どうしても
本物のタンカーやヘリを使った重厚なバトル、
銃撃戦、激しいアクション、
倉木とイルマの人間ドラマに
目が行ってしまいました


2回目以降は
その辺に注意して見たいと思います。



原作では、正木にも
東日本大震災のような
原発事故を2度と起こさないために
政府に原発を停止させたいという
正木の正義があったんですが
映画ではそれがなくなってたようです。


この部分は政治色が強いので
ドラマ・映画では割愛されたのかもしれません。


正木の過去も
原作とはすこし違ってました。
ラストもだいぶ違います。
子どもとの絡みを
倉田隊長とその息子さん、
そしてイルマのエピソードに
持っていかれているので

正木という男の人間らしい一面が
あまり伝わってこなかったかな・・


一號とそれぞれの主張を
ぶつけあい理解しあうシーンも
原作からだいぶ削られてるので、
原作ファン・正木ファンの方の反応が
気になります。





ひし形・小確保か制圧か 正義は人によって違う

ひし形・小日本はテロに対して脆弱すぎないか

という。
原作はメッセージ色の強い作品でしたが、
映画はそれが弱まってました。
映画だけ見ても銃撃戦も人間ドラマも
楽しめますが、
やっぱり、ドラマか原作あっての
映画になってると思いました。



それから、まんぷく食堂や
NPSメンバーと一號
ゆづると一號
蘇我と一號
ほっこりエピが少なかったのが残念でした。


映画には時間の制約があるから
すべてを盛りこむのは難しいとは思いますが、
やっぱりこの作品は
他の隊員たちや家族との日常を描いたシーンや
笑いがあってこそなんだなと思いました。
NPSメンバーや
蘇我の出番が少なくて残念sweat*



でも、イルマは原作より重要な役どころでした。
最後はスゴかった!!
彼女がいなかったら日本は大変なことに!!


そして
出番は少ないながら、
蘇我はいい仕事してました。
綾野さん、さすがの存在感
舞台挨拶で綾野さんと向井さんの
絡みを見たかったキラキラ



それにしても

一號って難しい役だと思いました。
あのシーンは、
蘇我に任せていたらあんなことには・・・汗
イルマが助けてくれたけど、
ほんと困った奴ですね、いちごっちは汗
このへん、つっこまれそう~・・・



でも、人を守る拳を持った男・一號は
映画では
拳だけじゃなく、
その背中で命を守る男になっていました。

そんなシーンが2回あります。
ことに1回目の
命がけで倉木隊長を守るシーンが秀逸。
倉木隊長がまっすぐに
一號の背中を見つめるその眼は
驚きと畏敬に満ちていて
それによって、突一・一號の頼もしさが
浮かびあがってくるんです。
このシーンの青木崇高さんの名演に
ぐっときました。


一號のSとしての成長を見た背中でしたスキ



息もつかせぬアクションに
手に汗握りっぱなしの2時間でした。

S2もぜひ見てみたいな
蘇我の過去との闘いを見届けないと
終わりませんよね、SワールドはLOVE



マルマルマル


当日会場でいただいたものはコチラ

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夢のような時間でしたスキ
おさともさん、
いろいろご親切にありがとうございましたごあいさつ


マルマルマル


さて、そろそろ家族が帰ってきます。
ママの夏休み終了~ショック・・・・


明日から、
娘の夏休みの宿題
”戦争のことを調べた新聞作り”
を手伝ってやらなくちゃsweat*
戦後70年の夏ですね。