白雪姫のグリーティングドレス製作記、袖編です。

白雪姫ドレスのキモ、パフスリーブを作ります。


形はこんな感じ。裏側です。身頃と同じくベロアに接着芯を貼ってあります。
一般的な洋服のパフスリーブの型紙だと圧倒的に膨らみが足りない&腕を上げにくいので、幅を広げ袖山を低くしました。


Dハロ仮装は1日ドレスを着て動き回るわけですし、写真を撮るときもいろんなポーズをすると思うので、「腕を上げられる」って結構大事なポイントだと思いますキョロキョロ



穴があいている部分はおそらくしずく型。切り込みを入れただけだと膨らませたときにきれいに広がらないかも。


本物は穴の部分の縫い目が表から(多分)見えず、どんな縫い方をすればいいのかよくわからなかったので縫い代ギリギリまで細かく切り開いてコの字とじをしました。コの字とじは万能。



袖のボリュームを出して形を保つため、中にはキルト芯を入れてあります。ベロア、接着芯、キルト芯、裏地の4層構造。
これが外側。


さらに穴から見える用の内側の赤い袖を用意。写真は裏側。
本物は身頃と同じ模様付き起毛素材(だと思う)ですが、それを完全に失念して内袖の分のベロアを買わなかったのでジャガードで代用。


田舎だとクラッシュベロアばっかりでなかなかベロア売ってないんですよねショボーン



袖口は裏地と同じ布で包み、ブレードをつけました。
東京に行く用事があったときにオカダヤで本物と同じブレードをGET!!!!

一部だけでも本物と同じ素材を使えるってのはなんだか嬉しいニヤリ


そうして完成したものがこちらです↓
ちょうちんだね笑

キルト芯のせいで厚みが出て超縫いにくいので、縫い代のところはキルト芯なくてもいいかも。穴のコの字とじをするときにキルト芯挟んでいれば固定されるはず。伝わる?



これを身頃に縫い付けて完成!



ただ接着芯+キルト芯を仕込んだとはいえ、中に空間があるとやっぱり潰れちゃうのでタオル詰めるなり袖用のパニエ?みたいなのを作るなりした方がいいと思います。


次回はスカート製作!