ご無沙汰しております。

 久しぶりの更新となってしまいました。

 転院して初めての胚移植、

 妊娠判定はいただけたのですが

 稽留流産し、流産手術を受けました。

 妊娠判定後、もちろん喜びがある反面、

 それ以上に不安が大きく、

 なかなかブログに書けませんでした。

 

 長くなりますが、こんな経緯でした。

 

 ET15

 診察予約していた妊娠判定日。

 発熱のためキャンセル。

 妊娠超初期の症状は特になく、

 ちょっと胸が張るけど

 内服中の薬の副作用かな、と思う。

 ただ、判定日までの間に食べた

 天ぷら蕎麦で、気持ち悪くなり戻す。

 今思えば、胃腸が弱っていたんだと思う。

 

 ET18

 妊娠判定日。

 分割胚移植の妊娠率は25%くらいと

 聞いていたので、あまり期待せず。

 血液検査でHCG1300。

 「しっかり数値出てますよ、

 おめでとうございます。」という

 先生の言葉にビックリする。

 

 ET24・5W6D

 内診で卵黄嚢確認。

 「この時期、卵黄嚢が確認できれば順調」

 と言ってもらい、安心する。

 この日が5W6Dになると説明を受ける。

 最終月経初日からのカウントとは違うらしい。

 つわりなど目立った妊娠症状はなく、

 胸の張りが続くのと、

 香水などに気持ち悪くなるくらい。

 

 ET31・6W6D

 そろそろ心拍が確認できていい頃。

 内診で「この辺が赤ちゃんかなー」という

 曖昧な説明に、嫌な予感がする。

 診察室での説明で、心拍確認できないこと、

 次の診察でも心拍確認できなければ

 稽留流産の可能性があるとの説明。

 次の診察まで不安でいっぱい。

 

 ET38・7W6D

 稽留流産を覚悟し、涙用のハンカチ複数持参。

 不安でむかえた内診。

 「これ心拍動いてるのわかりますか?」

 と先生。正直、見えなかったけれど

 ほっとして涙が出そうになる。

 診察室でも、「前回、少し成長がゆっくりと

 言われたと思うけど、経過順調ですよ。」

 と言ってもらえる。ケーキでお祝い。

 

 ET46・9W0D

 成長がゆっくりなのは気になるけれど

 心拍確認後は、流産率がぐっと下がるはず、

 と自分に言い聞かせてむかえた内診。

 終始無言の先生。かなり嫌な予感がする。

 診察室で、「心拍が確認できませんでした。

 流産手術が必要になります。」と流産宣告。

 その後は自分でも信じられないくらい冷静に

 手術日の相談、手術説明を受けました。

 自宅に戻り、やっと涙がこぼれました。

 翌日の手術の支度を終わらせ、

 赤ちゃんと過ごす最後の夜だなーと

 思い、泣きながら眠りました。

 

 ET47・9W1D

 流産手術。エコーで心拍停止を再確認。

 静脈麻酔ですぐ意識はなくなり、

 目が覚めたときには全て終わっている。

 寒さで震えが止まらず、呼吸が苦しく、

 看護師さんに処置してもらう。

 お腹の痛みはそこまでなかった気がします。

 2時間以上、ベッドで休養してから

 診察室で先生からの説明を受ける。

 不妊治療に関心薄めな夫もこの日は同席。

 手術結果の説明、今後の治療方針の相談。

 

 

 初めての妊娠、妊娠判定日以降、

 自分が母になれる可能性を

 感じることができ、幸せな一ヶ月でした。

 成長がゆっくりだった赤ちゃん。

 生まれてくれることを願っていたけれど

 精一杯、生きてくれてありがとう。

 母の期待が大きすぎて、辛かったね。

 

 術後なので、しばらく安静にして、

 気持ちの整理に時間はかかりそうだけれど

 次の移植に進もうと思います。