櫻井翔さん、42歳のお誕生日おめでとうございます。

何もかもパーフェクトでみんなに優しくて、、そして帝王な翔くんが大好きです。

翔くん、いつも潤くんを守ってくれてありがとう。

嵐の両輪の2人、これからもずっと一緒に歩んでいってね。

この1年が、翔くんにとって幸せな年でありますように。



⟡.·*.𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚 𝒃𝒊𝒓𝒕𝒉𝒅𝒂𝒚⟡.·*.



下記にお話が続きます。

よろしくお願いします





※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。




⟡.·*.~prologue~⟡.·*.




S



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一つだけ空に高く光る

僕の名前呼ぶ声 

遠ざかる星に愛を誓う

そこにいて迎えに行く

今すぐに 

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「……またその人の歌を聴いてるの?」



俺が君に問う。


「……だって、、

このひとの歌、好きなんだもん」



君は照れたように笑って。


「……でも、その人、、引退したんだろう?」



「……うーん、、前にも言ったけど、、

引退ってはっきり発表されたわけじゃないから、、休止……?」


「……けどもう、ずっと新曲が出ないどころか、姿も見せないんだよね?じゃあもう事実上引退なんじゃないのかなぁ、、
フェイドアウト的な……」


「……でも、、これも前に言ったけど、、
姿は全く見せずに歌っていた人で……
テレビ出演とかしていなかったし、パフォーマンスを見せるのはネットの動画だけで、、しかもシルエットだけとか、仮面やフード付きの大きなマントを被ったりで、元々表舞台にはほとんど出なかった人だし……
それすらもたまにしかネット配信されなかったし……
……とにかくきっといつかまた、、戻って来てくれると信じてる、、
……信じたいんだ、俺」


困ったように眉を下げる君。

そうすると凛々しい眉毛が一気に頼りなくなって、、

……とても可愛い。



「……そっか。

そんなに潤がそのアーチスト、、『Сакура』のファンなんだと思うと、、何だか妬けちゃうんだよなぁ、俺」



「……またしょおくんたら。
そんなこと言って。
俺が好きなのはしょおくんだけだよ?
知ってるでしょ?」


「……へへ。
潤のその言葉が聞きたくて、、言っただけだったりして……」


「もおっ!
しょおくんたら!」


君が真っ赤になって、上目遣いで俺を見つめる。


俺は愛しい君のその鼻先に軽くキスを落として……


目を合わせ、コツンと互いの額を合わせ、クスクスと笑い合う。


「……それにしてもさ。
『Сакура』の声って、、ほんと、しょおくんに似てると思うんだよね……

顔出しNGのアーチストさんだったから俺もはっきりとは分からないけど、何となく背格好も……」


「……そうなの?
俺はその『Сакура』をあまり知らないから良く分からないよ」



「でもそうなんだよ。
だから俺、しょおくんのこと好きになったんだもん」


「え?!
そうなの?!」


俺が焦って君に問いただすと、


「……なんてね。
そんなわけないでしょ」


君の大きな瞳がいたずらっぽくきらめく。
俺はふふ、と笑いかけ、君の腰に腕を回して。


そして君はそれに応えるように俺の首に両腕を回す。


自然と互いの顔が近づき、、俺たちは深い口づけを交わすのだった。


ーー


※冒頭の文章は嵐さんの曲「シリウス」の歌詞からです。






改めまして。

ルリです。

いつも来てくださっている方も、瑞樹さんの翔くんお誕生日企画から来てくださった方も、本当にありがとうございます。


さて、次の第2話目のお話は、今回の1話目から時系列が前後し、2人が出会う頃から始まります。

また、この1話目は翔くん語りでしたが、次回から潤くん語りになります。

よろしくお願いします。


瑞樹さん、素敵な企画に参加させていただき、誠にありがとうございました。


そして翔くんのお母さん、いつも産んでくれてありがとう╰(*´︶`*)╯♡