※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
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頭がのぼせて、、
身体が火照って、、
俺はどうしていいのか分からなくなって……
「……潤くん、、
ほら、、ね……?」
差し出された翔くんのその手に誘われるように俺は自分の手を重ねて……
すると翔くんは俺の手を優しく引っ張り、、引き寄せた俺の耳元で囁いた。
「……シャワーなら、、
後でゆっくり、、ね……?
……多分今シャワーを浴びても結局すぐに、、身 体がベタベタになっちゃうと思うから、、
……色々と……」
俺はその言葉の意味を咀嚼して、、かあっと顔が赤くなる。
そんな俺に翔くんは余裕の笑みを向けて……
なんだか、、
くやしい、、
子どもっぽく拗ねる俺の髪をあやすように撫でる翔くん……
むむ……
「……さ、
潤くん……」
俺の手を引いて立ち上がろうとする翔くんの手を逆に軽く引っ張り、わずかに抵抗した。
「……?
潤くん……?」
「……それ」
「え……?
何……?」
翔くんが小首をかしげる。
「……俺のこと、、潤くんじゃなくて、、
『潤』って呼んで。
だってしょおくん、、相葉さんのことを『雅紀』って呼ぶでしょ。
俺もしょおくんに呼び捨てで呼ばれたい。
『くん』がついてると呼び捨てより何だか、、距離を感じる気がするんだもん。
……俺も相葉さんみたいにしょおくんの近くにいたい。
……相葉さんばっかり、、ズルいよ……」
「な……
潤く……
いや……」
翔くんは丸い目を更に丸くした後、、ふわっとほほ笑み、、
俺を抱きしめた。
「潤……
可愛い……」
俺は恥ずかしくて、、黙って翔くんの胸に顔をうずめる。
すると翔くんはいたずらっぽく付け加えた。
「……潤は……
俺のこと、、『翔』って呼ばないの……?」
「え……」
俺はびっくりして顔を上げる。
「……そんな……
俺がしょおくんを呼び捨てにするなんてできないよ!」
「……ん?
何で……?」
「……だって!
しょおくんは年上だし、何でも知ってて、、おれすごくしょおくんのこと尊敬してるし!」
「……はは、ありがとう。
そう言ってくれるのは嬉しいけど、、
でも潤の話では呼び捨てのほうが距離が近しい関係に感じるんだよね?
なのに俺には『くん』付けなんて、淋しいなぁ……」
「そ、そんな……」
思いもよらなかった翔くんの言い分に俺が動揺していると、
「冗談だよ。
前にも言ったと思うけど、、俺、潤の鼻にかかった『しょおくん』って呼び方気に入ってるし。
すっごく可愛い」
翔くんが楽しそうに笑って……
「……さ、、
おしゃべりの時間はもうこれくらいでお終いにしよう。
俺はもう、、これ以上は我慢できないからね……」
翔くんの瞳が妖しい光を宿す。
「……ベッドルームに行こう。潤……」
俺は目を伏せて翔くんの手を取り、そのまま2人でリビングを後にしたのだった。
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