「...や、、ダメ...
どこに行くの...?
そばにいて...」


潤はベッドのなかで俺にすがりついて足をからませてくる。
2人とも 裸 だから、、お互いの体温を直に感じて...。
潤は寒がりで俺は暑がりだからか、抱 きしめているとひんやりとした潤の 肌 の感触が心地よい。


水分たっぷりの、、泣きそうな目を俺に向ける潤。
とはいえ、潤は目が大きくて泉のように深い瞳をしているから、いつでも潤んだような眼差しなんだけど。


ああ、、本当に...
可愛い可愛い、、俺の白兎ちゃん...
俺は潤の顎をくいっと持ち上げ、宥めるように唇に、、ちゅ、ちゅ、って軽くキ スをする。


「...どこにも行ったりしないよ。
ちゃんとそばにいるから。
ローシ ョンと、、ゴムを出すだけ」


するとますます潤は俺にぎゅーっと抱きついた。


「俺土日は撮休だもん。
今日はゆっくりできるもん。
だから生でいい。
ゴムなんかいらない。
ローシ ョンもいらない。
俺としょおくんのラ ブジ ュースだけで大丈夫だもんっ」


そう言って潤は自分の 股 間を俺の 股 に擦り付けてくる。


「...こら、何すんだ。
言うことといいやることといい、、
はしたないからやめなさい。
てかそういうわけにはいかないだろ。
ちょっと腹下すくらいならともかく、、万が一体調崩したらどうすんだよ。
大河の長丁場の撮影な上、、潤は座長なんだからな。
体調管理が1番大切だろ」


腹下したらマジで三方ヶ原の戦いの家康みたいだよな、、と思ったけど余計なことは言わないでおく。


「だって...不安で...
色々心配なんだもん。。」


しゅんとして潤は目を伏せる。
濃くて長すぎるまつ毛がふるふると震えて、、見慣れている俺でもびっくりするくらい愛らしい。
マジ天使。
あ、今は白兎だった🐇
ホント、頼りなくて可愛い俺の白兎ちゃん。
また顎クイしちゃおうかな。
信長パイセンみたいにさ!
あ、でもビンタはしないよ!
ほっぺなでなではするけど。


...いやまぁ、こほん。
それは置いといて。


元々真面目でナイーブなやつではあるけれど。


最近の潤はますます神経質で不安定だ。


きっと、、大河ドラマの主演俳優ってだけでもプレッシャーなのに、座長として何百人もいるスタッフやキャストに目を配って気も遣って、、


多分、、俺には想像もできないくらいのストレスが潤のこの白い身体にかかっているんだろう。


俺は潤を抱きしめていいこいいこするように潤の髪を優しく撫でる。


「...よしよし。
大河で今年は潤は大変だと思うけど...
俺にできることなら何でもしてやるから、困ったことがあったら遠慮なく言えよ?」


「...??
ありがとう。。
それは嬉しいけど、、
さっきから何で大河の話が出てくるの?」


「...へ?
いやなんか、、潤が辛そうだから、、
きっと原因は大河の重圧とか責任感で精神が不安定になってるのかな、って...
え?違うの?」


「え...?
そりゃまぁ、、大変は大変だけど、、
周りはプロ意識の高い方ばかりだし、ベテランさんも多いから色々教えて貰えるし、、
みんなに助けられて、、今のところ何とか上手くやれてると思うんだけど...」


「そうか。そうなのか。
それは良かった。
...じゃあなんで潤はそんなに不安そうにしてるの?」


「...だって!」


潤がここぞとばかりに声を張り上げる。


「...しょおくん最近ビジュが良すぎない?!
今までは、、隠しきれない育ちの良さと上品さと賢さで、、まるで王子様みたいだったけど!
今やドラマの役柄のせいか男らしさやワイルドさも加わって、もはやもう無敵じゃん!
無敵の帝王だよ!!」


「...へ?」


俺は目が点々になる。


「気づいてない?
男も女も、、老いも若きも!
みんなしょおくんのこと狙ってて、、
おれ、、おれもう気が気じゃなくて!」


ぶわっと潤の目から涙が溢れ出し、俺は慌てた。


「な、なに言ってんだよ、、じゅ...」


「特にアイツ!
青鬼のアイツ!」


潤は興奮して俺の話など聞きやしない。


「なんだよっ!
仮面つけて顔隠しても口元出てるから分かるんだからなっ!
なんだアイツ!ニヤニヤしちゃってさ!!
後輩のくせに生意気なんだよ!
ふんだふんだ!
許せない!」


ただでさえ目ヂカラのある潤の瞳がクワッとつり上がる。
鬼よりこえぇ...。。
...いやどうしたって潤は可愛いんだけどさ...。。


潤の勢いは止まらない。


「俺のしょおくんなのに!
しょおくんはあげないんだから!
こうなったら、、翔くんの全身に俺のものって印をつけてやるっ!
武蔵刑事はケガばかりしていて顔も身体も傷だらけだから、キスマークそこら中につけてもどうせ傷や痣のメイクで分からなくなるからいいよね?!」


いざ、進めー!🏯と言わんばかりに潤はガオー!🐅と俺に襲いかかってくる。


う、嘘だろ?!👹🏥


やっぱりこいつは白兎🐇じゃなくて虎だ!
潤は虎じゃ!🐅
間違いないっ!🐯




(おしまい)


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。・゚・(ノД`)・゚・。

なんかマジで内容の無いしょーもない話ですみません…ヒィー(>ω<ノ)ノ

しかも内容は翔潤の日と全く関係無いし…

本当にくだらなくてごめんなさい。。≡≡≡ヘ(; >д<)ノ ニゲロ~!!


…記念日にお話出すことに意義がある、ってことで許して(T^T)