散々翔くんに愛され、俺の身体には翔くんがつけた真新しい赤い花がいくつも咲き誇っている。
それでも翔くんは飽きたらず、 情 事 後の今も、俺の身体を離そうとしない。
「…何だか俺ばっかり、潤のことが好きみたいだ」
え?
らしくない弱気な発言に、俺はますます翔くんの体調が心配になった。
「…潤って、不平とか不満とか、、俺に何にも言わないじゃん。
俺が後輩や、、誰かと2人で会ってたって…週刊誌にあることないこと書かれたって…。
俺は、2人っきりじゃなかったとしても、例えそれがメンバーと言えども、、潤の家に泊まるなんて、、潤のベッドを使うなんて嫌だと思っているのに」
翔くんは、ぽふっと枕に顔を埋めて、俺から自分の表情を隠す。
俺は、何だかそんな翔くんが可愛くなって、洗って乾かしただけの翔くんの柔らかい髪を撫でた。
「…俺の知らない場所で翔くんが何をしていても、それ以外の時の翔くんはいつだって俺に誠実でいてくれたでしょう?
だから、そんなことで、俺が子どもの頃から何十年も積み重ねてきた想いは、簡単に揺らいだりはしないんだよ」
翔くんは顔を上げてぽつりと呟く。
「…潤は強いな…
もしかしたら、俺なんかよりもずっと強いのかもしれないな…」
俺は翔くんを見つめた。
「…翔くんが強くても弱くても…
そんなことはどっちだっていいんだ。
俺を形作る全ては翔くんなんだから。
どんな翔くんでも俺は共有したいよ。
翔くんの強いところも、弱いところも、楽しいことも、苦しいことも、全部分かち合って生きていきたい。
翔くんの見ている風景を、俺にも一緒に隣で見させて…」
セットしていなくてサラサラと下におりた翔くんの前髪の奥から、子どもみたいにくりくりの大きな瞳が覗いている。
それがあまりにも愛おしくて、俺は思わず翔くんの頬にキスをした。
キスもセ ックスも、仕掛けるのは大抵翔くんからだけど、今日は珍しく俺から唇を寄せてみた。
されるがままの翔くんが可愛くて。
唇を離した後、俺は照れくささを誤魔化すように口を開く。
「俺にも不満はあるよ?
…翔くんに抱かれていると、、夜明けなんて、、朝なんて、、ずっと来なくてもいいのに、、って思っちゃうんだよね…」
それを聞いた翔くんは、
「…あー、、俺、また熱が上がりそう…」
と呟いて、再びぽふっと枕に顔を埋めた。
(終)
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櫻井翔さん、39歳の誕生日おめでとうございます╰(*´︶`*)╯♡
しばらく、あの尊すぎる翔潤の共演は見られないのでしょうか…。・゜・(ノД`)・゜・。
でも、いつまでも潤くんの良き理解者でいてください(*^^*)
最近私、今の潤くんが見られなくて淋しすぎるのか、まるで自分が潤くんになった気分で、翔くんを「♡(*´Д`*)スキスキ」な目で見てしまって…∑(゚Д゚)
なんか、おかしな状態になっています…(・・;)
てか、誕生日おめでとう記事なのに、書いてるとあんまり誕生日と関係のない感じの話になってしまった…ごめんなさい(>人<;)
そして公式のインスタに翔くんハピバの投稿!嬉しい!。゚(゚´Д`゚)゚。