自分の手であっさりと達した俺は、腹に白いのを撒き散らして、乱 れた息を整える。



「くっそ、、俺にこんなことさせやがって…。
覚えてろよ」



俺がギロリと睨むと、智はふにゃんと笑った。



「なんで?潤くん気持ち良さそうだったじゃん。
それに、自分のイイトコ分かってたら、いつか翔ちゃんとする時に教えてあげられるでしょ。
どうせ翔ちゃんは男との経験なんてないんだろうし、潤くんが優しく導いてあげなきゃ」


「翔くんを馬鹿にすんなよ。
…でもそうだな。真面目な翔くんが男とヤったことなんてあるわけないだろうし、俺が翔くんを手ほどきしてあげないといけないんだよな。ありがとう智」


「どういたしまして。
じゃあそろそろ、俺が潤くんのナカに入っていい?」



「…えー、、俺、あんなことさせられてもう疲れた。
気持ち的に」


「潤くん意外にメンタル弱っちいなぁ。俺より3つも若いくせに。
じゃあ潤くん動かなくていいよ。
マグロになってればいいからさ。
あっ、俺マグロ釣りに行きたい。今度一緒に行こうよ」



「…番組の企画でなら行ってやってもいい」


「冷たいなぁー」



智は俺を横に向け、横 臥 位の体勢で俺の 腰 をしっかりと抱きしめた。


「…ウソだよ。
智と俺の休みが合えば行ってもいいよ」



「潤くんツンデレー。
そゆとこ可愛い」


そう言いながら、さっき俺の身体に当たっていた時より更に質量を大きくした智のそれが、俺の中に入ってきた。


「あっ、、あぁ…」


俺が疲れたと言ったからなのか、智はそれほど激しく動かずゆっくりと 律 動し、俺の前にある 芯 も、そっと優しく 擦 ってくれた。



穏やかに俺の身体を満たす 快 楽。
俺より少し体温の高い智の肌に包まれ、ゆるゆると 悦 楽の海を泳いでいると、なんだか頭の奥がふわふわして眠くなってきてしまう。



それは智も同じだったようで、いつも以上にのんびりした声で俺に話しかけてきた。



「…けど、さっきの潤くんはなまめかしくて、インスピレーション湧いたなぁ、、。
またいい作品が作れそうだよ、、、」



「…おい。
さっきの俺を絵だのフィギュアだのに絶対すんなよ」



「んふふー…」



「んふふじゃねぇ!
おいコラ起きろよ!!
てゆーか、入れたまま寝るなー!」



俺はムードもへったくれもなく叫んだ。