こんばんは
痛み止めというのは、痛くならないようにするけれど
根本的に治ってるわけじゃなく、
ただ薬で痛みを止めてるだけだから
本当はまだ悪いんだよお前の膝は
って、誰かに耳元で囁いてもらわないと(嫌やけど)
たまに忘れちゃって……
今日の仕事で、さぁあとは帰るだけってなった時に、
レジを通ったお客様がコロコロと綿棒を落とされて
ワタシはその落とした主がイケメン風な感じがして
(顔は見てないんだけど雰囲気だけイケメンかもしれん)
ササッと駆け寄って曲がらない膝を
なんか奇妙に曲げたんだよね
そしたらグギギってこれまた変な音が鳴って(きっと骨と骨の間からだと思うけど)
イケメンには『ありがとう』と言われたけれど
サービスカウンターに帰ってきて
『痛いぃぃ〜』と叫んで上司に
『イケメンが落とした綿棒拾ったら膝から変な音がして、めっちゃ痛いんじゃ』
って言ったら盛大に爆笑されて
年甲斐もなく浮き足だったから
きっと現実を見ろと言わんばかりに膝が悲鳴をあげたんだわ……と思うようにして
これからはたとえ近場にイケメンが現れても
まずは膝を忘れずにいようと誓ったのでした