今日はキムタクとニノの映画『検察側の罪人』を観てきました。
ここから先はネタバレがガッツリあります
観に行かれるかたは読まない方が良いかと思います
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ニノとキムタクがタッグを組んで映画にでる
そんな今までだったら考えられないことが起きる
しかも検事役
でも罪人?
あの2人のうち、罪人になってしまうのはどちらなのか?
たぶん………キムタク
そこまでは考えていました。でもなぜ?
原作は読まずに行こう!そう決めていたので、
話が進むうちに引き込まれて行ったのですが
多々、わからないところがでてきます。
『過去の少女殺人事件の犯人に対する憎悪の源。少女に対する最上(キムタク)の位置付けがぼんやりしていて、そこまで積み上げたキャリアを捨ててまで殺人をしなければならないのか?少女と最上が恋人同士だったのなら理解はできるが、管理人の娘というので殺人はちょっとムリがあるかも』
『同級生の代議士がなぜに自殺してまで、結婚して家族になった高島グループを告発しようとしているのかがわからない』
『インパール作戦と最上の祖父が書いた書籍・白骨街道はわかるけれど、そこと高島グループがおかした罪がどう関わってくるのかが早くてわからない』
細かいとこはもっとあるんですが
罪を犯した最上(キムタク)を警察も捕まえようとはしないのはなぜか?
1番追い込みたかった犯人・松倉を殺したいほど憎んでいたのに諏訪部(松重豊)には殺しを依頼していない。だが最終的には松倉は殺されてしまう。じゃぁ、誰が依頼したのか?などなど
わからないことだらけなのです。
しかも終わり方がなんとも言えない終わり方
ニノが叫んで終わるんですが
この話の流れでは観客はニノの叫びに感情移入が難しいのではないかと思ってしまいました。
信頼していた検事・最上に対する失望なのか
それとも最上の罪をわかっているのに手が出せない苛立ちなのか
監督はどちらも優先させてはいない感じがして
なんかスッキリしません
もう一度観たいとも思わないので、WOWOWであっら観ようかな、それとも原作を読もうかなあ〜と思っています。
途中までは面白かったので残念感があるのがもったいない
もうちょっと丁寧にしてほしい。
というか、映画ではムリがある気がします。
キムタクやニノ、吉高由里子や他のキャストも凄い演技なんです。
だから尚更もったいない感じなんです。