我が家にマロンがやってきてもうすぐ18年になろうとしています。
小さかったマロンが驚くぐらい大きくなって
家族の成長とともに一緒にいます。
月曜日に退院してから今日で6日目
体力は落ち歩くことができなくなっています。
木曜日まではまだ自力で歩いていたんですが
金曜日からご飯を食べなくなって
水分も摂れなくなっています。
水分はスポイトで与えることはできるけど
ご飯は難しい
先生は『とにかく食べてくれるといいんですが…』と言うのですが
今まで気に入って食べていたご飯も食べなくて
舐めようてもしなくなりました。
歩く事ができなくなっているのでトイレもできず
とうとうオムツを着用しています。
いま目の前でスヤスヤと寝ているマロンを見ていると
何がこのコの幸せなんだろうかと考えるんですが
答えはでてきません。
我が家にやってきて幸せなんだろうか
無理やり病院に連れて行き、嫌がる注射をして
点滴をしなければ行きていくことができなくなって…
生きていて欲しいと思うのは私のエゴではないのか
だからといってこのまま何もせずにいることなど
きっとペットと一緒にいる方はできないと思うのです。
ペットが元気な時は楽しくて、家族とのコミュニケーションには欠かせない家族の一員になっていって
大切だからこそ
別れがくることを受け入れることができない。
けれど確実に私達人間よりも早く先に逝ってしまう。
後悔をしたくないから延命を選択してしまうこと
きっとペットを愛している人にとって
永遠に堂々巡りになることなんだと
私に近づくために一歩だけ動いたマロンを見て
まだ向こうに逝くのは早いよと声を掛けることしかできないでいる私です。