今日の仕事でのことです…

帰る30分前になってお客さんがやってきて、「購入した魚燒き器が燒き終わっても『コトッ』としか鳴らん」って言うんですよ。

それは大変!ってなってサービスカウンターの方と一緒にその魚燒き器を作動させたら…

『チーーン』って鳴るんですよ、ちゃんと(笑)

思わず吹き出しそうになるのを堪えてお客さんに「チーーンってちゃんと鳴りますよ」って言いましたらば

お客さんが「じゃぁ、聞いてみる」って言って近寄って聞くんですけど

『チーーン』って鳴ってるにもかかわらず、『ほらコトッとしか鳴らん』って

えぇぇっ?

チーーンって鳴ったじゃん!

コトッなんて音してないし!

っでそれから何回も『チーーン』、『チーーン』、『チーーン』を繰り返して聞かせてみるんですが、そのたびに

『コトッしか鳴ってない』って

どんな耳しとんじゃぁぁぁい
((((;゚Д゚)))))))

…………!!

ビックリマーク

そうか、このジジイ(お客さんです)耳が悪いんだ!

そして何度目かの『チーーン』VS「コトッしか鳴ってない」のあと、私とサービスカウンターの方と店長の耳には『チーーン』って聞こえる(当然)んですね

っでそこに新たな耳を持つ人に『チーーン』って鳴るかの判定をしてもらったら当然ですが

『チーーン』って鳴ってますって言ってくれたわけですよ

だってトースターの『チーーン』と一緒なんだもん

そりゃ、『チーーン』っていう表現しかできないわ

それでもこのジジイは納得がいかないと連呼

私は口から『補聴器をつけたほうがいい』と出ちゃいそうになるのを我慢するのに必死あせるあせる

しかしこのお客さん、なんとかして返品をしたいらしく

『買ってからでも気に入らんかったら返品してもいいんだよな?』と言い切る始末

いやいや不良品でもないのにそれはできないとやんわりとお断り

たぶんクーリングオフのことを言ってると思うんだけど、店頭販売に関してはクーリングオフ制度は当てはまらない

「じゃぁ、ワシ以外の第三者がコトッとしか音してないって言ったら返品しにくるから!」

「いえ、チーーンって鳴ってますから返品は受けられません」

「それはあんたが店の者だからそう言うんだ」

おいおいそこを疑いだしたらダメだろう

「とにかくこれは不良品ではないので返品は受けられません!」と断固拒否した結果、首を傾げつつジジイは帰って行きました

そのあと上司に報告して爆笑され、同じグループの社員さんにも笑われ、

私は食堂に入るなり

「ジジイ、耳がつんぼなんじゃぁぁぁ〜」

と爆発しちゃいました爆弾

自分の耳のおかしさを1ミリも疑わんのかぁぁぁ!

上司と社員さんに

「あのジジイがきても返品は絶対に受けないでくださいね」と目をギラギラさせながらお願いして私は仕事から帰ってきたんですけど

ホンマに無駄な30分やったわ〜