タイトルを漢字になおすと・・・過保護です(笑)
何があったかといいますと・・・
あのね、今日会社に来たお客さんの話・・・
お客さん(以後・Aさんとします)、私に聞いてきました。
「本棚ってあそこにあるだけなの?」と・・・
どうやら、本棚の数が少ないからホントにアレだけなのか?ということらしく
「いえいえ、あちらの方にもありますよ」と、私は家具売り場をご案内しました。
ちょっと、家具を二か所展開しているもので、
本来の売り場をご案内したんです。
そしたらAさん・・・
「・・・・出来上がったのを持って行ってもいいかしら?」と言うわけです。
うちのお店は基本的に家具は組み立て家具なので、お客さん自身が持ち帰り
作っていただくというカンジなんです。
でも、たまにご高齢のお客様とかはご自分で作れませんから御代金を頂戴して
作ってあげるか、急ぎの時は展示品をお渡ししているんです。
でも、このAさんはご高齢でもなんでもないので、展示品販売は丁重にお断りいたしました。
Aさんが悩んでいるのは、これを持って帰ってどうやら息子に送るらしく・・・
息子は大学生で、本棚が欲しいといっているのだそう。
っで、まず聞かれたのが「この本棚、教科書入るかしら?」でして・・・
んなもん、知るかぁですよ!!
大学生の教科書の大きさなんて、逆に知ってたら変じゃんかぁ・・・
お母さんであるあんたが知らないのに、私が知るわけがない・・・
そしたら、今度はこのAさん、なんて言ったと思います?
「コレ・・・息子作れるかしら?」
「・・・・・・」
作れるよぉ・・・つうか、展示品買って帰って、大学生の息子に
「○○くん、お母さんができたのを買ってきましたよ」とでも言うつもりだったのか・・・
おいおいおい・・・・
「作れると思いますよ・・・私の息子も作りますから・・・」って思わず言っちゃいました。
高校生に作れて、大学生が作れないなんてあるもんか・・・
「そう?作り方見ながら?作るかしらぁ?」ってまだ言うかぁですよ・・・
どうしても出来上がったのが欲しいみたいで・・・\(*`∧´)/
「組み立て料金を払っていただいたらお渡ししますけど・・・でも、遠方なら配達ですよね?当店は展示品の配達はお断りしてるんですよ・・・」
と言いましたらば・・・
「あら、郵便局は配達してくれるって言ったわよ・・・」
なら、郵便局でどうぞ・・・って思ったんですけど・・・まさか・・・
「あの・・・展示品の梱包はしてませんので・・・」と再度言うと・・・
「してないのね・・・」と肩を落とされるわけよ・・・
だって、梱包の仕方が悪くて傷ついたじゃないの!なんて言われたらたまったもんじゃないもんね!
即、断りですよ!!
っで、大人しく買って帰ったかと安心していたら・・・
レジから館内放送で呼び出され・・・
「こちらのお客様にドライバーの売り場を案内してください」って言われて・・・
Aさんに案内しましたよ・・・
ドライバー買うんだ・・・って思いながら・・・
っで、ハタッと考えがひらめいたんです・・・
「あの・・・作って配達されるんですか?」
まさか・・まさかね・・・と思いきや
「ううん、このまま配達するんだけど・・・ドライバーも送ろうと思って・・・・」
へ?なんですと?
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
ドライバーを送るぅぅぅぅ?一緒にぃぃぃぃ?
どんだけ、どんだけ世話してやんなきゃなんねぇ息子なんだよ!!
大学生だろ!!自分で買いに行くだろうよ!!
私・・・確認しちゃいました・・・
「あの・・・箱と一緒にドライバーも送るんですか?」
「えぇ、息子に電話で言ったから大丈夫!」
いやいや、そういう問題じゃぁないんだよ・・・
「・・・・・・・」
きっと、Aさんの息子は世間の荒波に生きていけない気がする・・・・
過保護というか・・・親馬鹿というか・・・・
買いに行け!の一言がなにゆえ言えないのか・・・
あんたの息子の顔を見てみたいわ!!と思った今日の接客でした・・・
たぶん、我が家の息子が私に「ドライバーも!」なんて言ったあかつきには・・・
「甘えるんじゃないの!!」って言ってると思う・・・
つうか、その前に「自分で本棚ぐらい買いに行け!」って言ってると思うよ・・・・