ホントは3時過ぎにはわかってたんですけど、


イロイロしていたら今になってしまいました。


息子の報告です・・・


無事に合格いたしましたニコニコクラッカー合格


ご心配と私の愚痴を聞いて、そして見てくださった皆様


ありがとうございました ・°・(ノД`)・°・


ホントに嬉しくて泣いてしまいそうだったんですけど、


息子と主人に、


「周りに落ちたって思われるから泣かないでね!」


「合格したのに泣くな!!」


えぇぇぇぇぇぇぇっ!泣いちゃダメなんですかぁぁ!!


あんなに心配で苦しかったのに


それも吐き出させてもらえず・・・


まぁ、確かに合格できたんだからイイか、ってなったんですけど、


くそうっ!!泣きたかったのに!!


泣けなかった泣


息子が受けた学科は後々、大学への進学を考える学科でして・・・


多いに不安があった受験でした。


軟式テニス部がある高校は市内ではその高校しかなく、


息子はどうしてもその高校に行きたいと望んでました。


勉強が嫌いだと、大学には行くつもりはないのだと、


高校を出たら就職するのだと、


そう言っていた息子・・・・・なのに・・・


合格できた高校の学科は進学学科・・・


どうする?息子・・・って話をしたら・・・


「う~~~ん。大学行けたら行こうかな・・・」に変わりました。


へ?大学ですか・・・・


なんにも考えてなかった言葉が息子の口から洩れた時、


またも怒涛のように「えぇぇぇぇ!!」が私を襲ったんです。


今から遅いけど・・・お金貯めなきゃ・・・って真剣に思っちゃいました。


まぁ、3年間ありますし、その時に息子の考えも変わるかもしれません。


でも、道は開けたんです・・・


あのとき、息子の担任の先生を信じて良かったと心底思います。


あの先生がいなければ、息子はこの受験に勝つことはできなかったと思います。


先生の判断と思い切りを、親である私達に隠すことなく話してくれたこと。


「お母さん、僕も賭けです。でも今この選択をしなければY君はあの高校をあきらめなければなりません。願書は本来受けようと思っていた学科とは違う学科で出しましょう」


覚えてますか?みなさん・・・


私が担任の先生の携帯に何度もかけたけれど、実は先生の電話番号が間違っていたという記事を・・・


その時、先生と話した内容がコレでした。


電話で話して、「はい、そうですか。わかりました」と簡単に言える内容ではありませんでした。


でも、時間がなく、あの電話ですべてを決めなければならず、


私は息子の受験のすべてをあの15分の電話で決めたんです。


今まで息子は同じ高校の、後々就職を考える「商業科」という学科を受けようと決めていました。


でも、そこは定員よりも志望人数が多く、


しかも、今回息子が合格できた「普通科」という学科を最初は志望していた子供たちが


ランクを下げて「商業科」に願書を変えてきたんです。


これが問題した。


ただでさえ合格ギリギリのところに、レベルの高い子たちが願書を提出されてしまったら


うちに子は受からなくなってしまう。


これは先生にも断言されてしました。


「Y君はギリギリだから受からないかもしれない」と・・・


だから先生は


「なら、お母さん・・・願書を普通科にしましょう」と・・・


先生が何を言っているのかわからず、先生の頭がおかしくなっちゃたのかと思いました。


だって、「商業科」でぎりぎりの息子が1ランクも2ランクも上の「普通科」を受験するなど


無茶苦茶もイイとこなんですもん。


泣きそうでした。


「先生、Yは商業科でもギリギリなんですよ!」


「えぇ、でも、賭けてみようと思います。どうしてもあの高校に行きたいと強く願っているY君に」


「・・・・」


何も言えないでいる私に先生は


「お母さん、ぶっちゃけ商業科でもギリギリなら普通科でもギリギリなんですよ!」


そう言われて、


「先生の考えでお願いします」と言っていました。


「願書は変更できます。もし、もともと受けようと思っていた学科が人員薄かったらそこに変えたらいいじゃないですか・・・」


「でも、もし、人員が変わらなかったら?」


「普通科に願書を出して商業科に願書変更はできますが、商業科に願書をだしていたのに、普通科に願書を変更することはできません。つまり、そこを狙うんです。Y君が普通科に出しておけば、変動があった時点で変えることができる。でもランクを下げて商業科に願書を出した人間が、普通科の志望が少ないからといって変えることはできないんです。だから賭けなんですよ。最終願書変更日までじっくり考えましょう。そしてこのことは誰にも言わないように・・・内緒にしとくんです。この願書の出し方は奥の手なんで・・・」


もう、何も言えませんでした。


ここまで考えてくれる先生のことを信じるしかありませんでした。


結局、最終願書変更で息子は変更をしませんでした。


受ける学科は「普通科」に・・・


そして定員倍率は奇跡の1.00に変わりました。


「あとは、Y君の頑張り次第です」


そう、先生に言われました。


とにかく、今よりも成績を下げないことを目標に最後の期末試験を終えて


そして、受験へとまっしぐらにきました。


あの時の電話の内容を私はきっと一生忘れないと思います。


そして、合格者の受験番号が記載された掲示板を見た感動も・・・


最初は担任の先生のことを顔の濃い、ひと癖ありそうな先生だなって思ってたんですけどね(笑)


先生、ありがとうございました。


そして、これからあの高校で頑張っていく息子には


新たな壁があるかもしれません。


そうです。勉強という壁です。


自分の力量よりも高いところを受けて、合格してしまった彼には


これから大変な思いをする時がくるでしょう。それは先生も心配なさってました。


でも、息子よ・・・頑張れ!


人にできないことなどやれないことなどないと思う。


できないと思ってる時点で人は負けているのだし、そこで終わってしまうのだ。


今回の受験で身をもって体験したのだから納得してくれると思います。


あぁぁぁっ!!それにしてもホントに良かったぁぁぁ!