先月末で会社辞めたので、本日から無職。
いきなり辞めたわけではなく、ある程度計画的に、残った有休も消化しつつなんだが、とにかく退職日を過ぎないと書類上の処理が何にもできないんだな。離職票無いからハロワにも行けんし、健康保険の切り替えもできん。なんだかなぁ。
僕はいわゆる団塊ジュニア世代になるんだが、この世代は、戦後の日本において初めて、また今のところ唯一の、国から切り捨てられた世代だ。戦後のベビーブームで団塊世代が生まれ、そこから出生率は緩やかに低下しつつも、戦後直後の生まれが30歳前後になって第二次ベビーブームで生まれたのが団塊ジュニア。
1985年以降の円高、1990年のバブル崩壊、1995年の地下鉄サリン事件、阪神大震災などを経て、20歳になった。これらを通じて、この国は、国民の財産と生命を守ることができないと感じた。そして、就職難。倍率100とか、下手すりゃ500とかやったもんね。結局、バブル崩壊で傷付いた上の世代を守るために、ここの新規雇用を犠牲にしたわけだ。団塊世代以降最大の世代をここで潰したことで、少子高齢化に歯止めがかからなくなる。これに至る要因があったにせよ、今の日本のグダグダはここが大きいと見ている。最近になってどうのこうの言うてるがもう遅い。出産適齢期越えちゃったからな。
なんやろね、ワクチン問題もそうなんだが、年寄りが我先にと奪い合う様が本当に見苦しい。これ、人類の存続に影響なかったからよかったものの、もしそういう類のウィルスで、当面そのワクチンが唯一の生存手段だったとして、こうなるんだろうか。次の世代を生かすことを考えるんちゃうんかなぁ。今だって、自分たちのために若い世代を犠牲にしたっていいってのがいっぱいおる。人間そんなもんなんかな。そもそも、非科学的で非論理的、エビデンスも無しに社会的な扇動しちゃってるあたりは、戦前と変わらん。国民性か。気の緩みってなんやねん。この前の電力不足も、結局は気の緩みか？どこまでも根性論だなぁ。
さて。僕の就職当時は、年金の最低加入期間が25年だった。定年は60歳だったが。だもんで、とりあえず25年だな、と漠然と考えてた。その25年目にコロナ騒動になっちゃったので、なんやかんやで1年延びて26年でひとまずリタイアすることになった。国は生涯現役だの70歳まで雇用しろだの言うが、これは全部言うだけで、企業側に押し付けちゃってんのよね。実際、企業側からしてみれば、60歳でもギリだと思うよ。日本は雇用ってのが強すぎるのもあるが。そんな中、どっかの企業が45歳定年とか言い出して。言うたやつが60歳超えてんだから都合のいい話だな。ま、だから、自分が好きな時に辞めたらいいんだ。僕にとってはそれが今だった、というだけの話。
先の阪神大震災に終わらず、その後はアメリカの同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災とそれに伴うエネルギー戦略の迷走、コロナとそこら割と影響受けてて、まぁそんだけ経験すりゃ、多少の自衛本能も働きますわな。25年でこれだもん。10年平穏だった試しがない(笑)