こんばんは
これも、最後まで観ました。
毎回のラストの引きが強く、先の展開が読めませんでした。
それゆえ、次の回が気になって、観るのが楽しみでした。
このドラマ独特の、映画っぽい質感が、「ちょっと普通でない」雰囲気を生んでいて、個人的には好みでした。
やはり、白神院長が最大のキーパーソンでしたね。
最初から、この人の動向と考え方は気になっていましたが、思った以上に歪んでいたのですね…。
謎が解けてスッキリしたけれど、その人間性には、とても驚きました。
彼が最後に選んだ道も、意外でした。というか、残念です。
せっかくの「診える眼」が、もったいない…。そう思うのですが、為頼の苦悩や葛藤からすると、必ずしも、そうではないのですね。
「診えた」からといって、それを、上手に診療に生かせるかどうか、わからないのだから。
無痛治療への見解の相違から、結果的に、為頼は白神院長と袂を分かつことになりましたが、ドラマを観て、「痛みを感じる」ことは、生きるために必要なことで、痛みのない世界は、心地良いけれど、ものすごく怖いことなのだという思いを、さらに深めることとなりました。
痛みを感じると、肉体的・精神的につらいので、私も、痛い思いはあまりしたくないです。
だけど、これも生きている証拠なのだと、人生の一部なのだと感じるときもあります。
為頼が恩師から受けた言葉が、思いのほか重かったですね。
そして、9話での、為頼から伊原(イバラ)への言葉は、優しさと程良い重みがあって、聴いていて思わず、胸が熱くなりました。
為頼が指摘した、伊原の心の細やかさに、私自身も気づいていなかったので、言われてハッとなったこともあり、終盤でも特に印象深い場面です。
だからこそ、そこからの展開は、少し…いや、かなり悲しかったです。
事件の捜査は終わったものの、早瀬が犯因症と生涯つきあっていかなければならないこと(治らないのか…厄介だな)、サトミがどのように立ち直っていくのか、ということ、そして、為頼のこれから…など、気になることは、たくさんあります。
そんななか、特に気になったキャラクターは、伊原でした。
彼は、最初から最後まで、このドラマの異形さと悲しさを象徴するような存在でした。
演じる中村蒼さんのビジュアルとともに(まゆ毛がないのは、かなりのインパクトでした)、伊原という人物は、強く心に残っております。
主役ではないのですが、いつも、物語の真ん中に居て、彼の周りを人々がせわしなく動き回っていた印象があります。
だからこそ、最後は救われてほしい、と思っていたのですが…。
ドラマとはいえ、なかなか、希望どおりにはいかないですね。
序盤、様々な伏線が登場して、これからどんなことが起こるのか、楽しみがわきました。
ですが、物語がだんだんと、予想もつかない方向に転がっていくので、どんな結末を自分が望んでいるか、わからなくなってしまいました(^_^;)
最後はただただ、登場人物たちの選択に翻弄されっぱなしでした。
それでも、来週の放送を楽しみにできる、という点で、私にとっては、かなり魅力的なドラマでした。
これも、最後まで観ました。
毎回のラストの引きが強く、先の展開が読めませんでした。
それゆえ、次の回が気になって、観るのが楽しみでした。
このドラマ独特の、映画っぽい質感が、「ちょっと普通でない」雰囲気を生んでいて、個人的には好みでした。
やはり、白神院長が最大のキーパーソンでしたね。
最初から、この人の動向と考え方は気になっていましたが、思った以上に歪んでいたのですね…。
謎が解けてスッキリしたけれど、その人間性には、とても驚きました。
彼が最後に選んだ道も、意外でした。というか、残念です。
せっかくの「診える眼」が、もったいない…。そう思うのですが、為頼の苦悩や葛藤からすると、必ずしも、そうではないのですね。
「診えた」からといって、それを、上手に診療に生かせるかどうか、わからないのだから。
無痛治療への見解の相違から、結果的に、為頼は白神院長と袂を分かつことになりましたが、ドラマを観て、「痛みを感じる」ことは、生きるために必要なことで、痛みのない世界は、心地良いけれど、ものすごく怖いことなのだという思いを、さらに深めることとなりました。
痛みを感じると、肉体的・精神的につらいので、私も、痛い思いはあまりしたくないです。
だけど、これも生きている証拠なのだと、人生の一部なのだと感じるときもあります。
為頼が恩師から受けた言葉が、思いのほか重かったですね。
そして、9話での、為頼から伊原(イバラ)への言葉は、優しさと程良い重みがあって、聴いていて思わず、胸が熱くなりました。
為頼が指摘した、伊原の心の細やかさに、私自身も気づいていなかったので、言われてハッとなったこともあり、終盤でも特に印象深い場面です。
だからこそ、そこからの展開は、少し…いや、かなり悲しかったです。
事件の捜査は終わったものの、早瀬が犯因症と生涯つきあっていかなければならないこと(治らないのか…厄介だな)、サトミがどのように立ち直っていくのか、ということ、そして、為頼のこれから…など、気になることは、たくさんあります。
そんななか、特に気になったキャラクターは、伊原でした。
彼は、最初から最後まで、このドラマの異形さと悲しさを象徴するような存在でした。
演じる中村蒼さんのビジュアルとともに(まゆ毛がないのは、かなりのインパクトでした)、伊原という人物は、強く心に残っております。
主役ではないのですが、いつも、物語の真ん中に居て、彼の周りを人々がせわしなく動き回っていた印象があります。
だからこそ、最後は救われてほしい、と思っていたのですが…。
ドラマとはいえ、なかなか、希望どおりにはいかないですね。
序盤、様々な伏線が登場して、これからどんなことが起こるのか、楽しみがわきました。
ですが、物語がだんだんと、予想もつかない方向に転がっていくので、どんな結末を自分が望んでいるか、わからなくなってしまいました(^_^;)
最後はただただ、登場人物たちの選択に翻弄されっぱなしでした。
それでも、来週の放送を楽しみにできる、という点で、私にとっては、かなり魅力的なドラマでした。