こんばんは


これも、最終話まで観ました。
いや~
ミステリー/サスペンス+格闘シーンの多さから、ちょっと恐怖感もありましたがおもしろかったです。


ありきたりな言葉で申し訳ありませんが、探偵の世界って、すごいなあ…と、ハラハラドキドキしながらも思い続けた日々でした。
玲奈のように、頻繁に危険な目に遭うことは少ないと思われますが(^_^;)


玲奈がずっと追い続けていた「死神」の正体と、闘いの顛末は、かなりの意外性をもって私に迫ってきました。
実は、そこにたどり着く前に、番組表で「死神」を演じる役者さんをうっかり知ってしまったのですが、ならば、どうやって彼女が黒幕とわかったのか、過程をちゃんと観ていきたい、という気持ちに変わりました。


それまでの様子がしおらしかったので、最終話での豹変ぶりは、ものすごくインパクトがありました。
というか、憎たらしかったな~。腹が立ちました。命を救ってもらったのに、あの態度なので。


そんな「死神」市村凜を演じたのは、門脇麦さん。いや~、すごい芝居でした。
彼女がレギュラー出演されている朝ドラも並行して観ていたのですが、そちらは、ほんわかとしながらもしっかりしたキャラクターなので、並べて観ると、ちょっと不思議な感覚になりました。


ちなみに、同じ朝ドラに出演されていた柊子さんが、もともとの「澤柳菜々」役で登場していました。地味な配役ながらも、少し気になりました。


9話では、須磨社長の思い切った方策により、各事務所に「対探偵課」が置かれることになりました。
その関係で、玲奈のもとに各社の探偵たち(梶原善さん、葛山信吾さん、袴田吉彦さん)がわらわらと現れるくだり(10話)は、画的にも楽しめましたし、おそらく私がずっと望んでいたと思われるような展開でした。


玲奈が単独で敵方に乗りこんでいくなんて…危険だ、と思うと、彼女の強さを認めながらも、なかなか許容できなかったのです。
しかも、窪塚という、信頼のおける「味方」を失ったことは、私もかなりショックだったので、ああやって共同で職務にあたる場面には、すごくホッとしました。


被疑者自身のさまざまな問題もあり、真相究明はかなり難航しそうですが、玲奈にとっては、黒幕と対峙し、言いたいことを言って、やるべきことを実行できたことで、気持ちもようやくスッキリしたのではないでしょうか。
心機一転、別の探偵社で働くと決めたことを知り、私も、ホッとしました。


事件を通して、琴葉も精神的にたくましくなったのがよくわかります。
彼女を含めて、結果的に、スマ・リサーチ社の皆さんは全く怪しくなかったので、少しでも疑念を抱いてしまったことが、申し訳ないです


夏ドラマのなかでは地味な存在でしたが、物語のゴール地点が明確だったので、実はかなり観やすかったです。
ちょっと怖かったけれど…(苦笑)。


本筋も楽しめましたし、注目していきたい役者さんも見つかったので、観てよかったと思います。