こんばんは


裏の「花咲舞が黙ってない」の陰に隠れていますが、私は、こちらも好きです。


「リスクマネジメント」という未知の世界は、ドラマを通して眺めるだけでも、かなりおもしろいです。
当事者になってみれば、本当にしんどいでしょうが…(^_^;)


堤真一さん演じる主人公・西行寺智については、リスクマネジメント能力に長けている、という以外には、ほとんどわからないのですが、過去に父親(田中泯さん)が、何らかの事件に巻き込まれたことが、彼の歩みに大きく影響していそうです。
これが、物語の縦糸のひとつになるのでしょう。あまり穏やかではない感じもしますが。


1話では、開発者であったかおり(戸田恵梨香さん)が当事者となった事件をきっかけに、西行寺をリーダーとするチームが結成されるまでが描かれましたが、観ていて、うまいこと西行寺にまるめこまれたな、と思いました。


かおりの目線からすれば、かなり強引な手法に感じられましたが、あれくらい強気でいかないと乗り切れないのかもしれませんね。現実は、もっと厳しいでしょうし。


西行寺の手法は変わりないでしょうから、身内ながらも批判的な彼女の目線を通して、私たちもさまざまに考えながら観ることになるのでしょう。


それにしても、危機対策室のメンバー構成は、なかなかおもしろいですね。
役者さんだけみても、堤さんに戸田さん、森田剛さん、志賀廣太郎さん、古田新太さんと、派手ではないが、何かやってくれそうな組み合わせです。
5人くらいがちょうど良いのかな。


小日向文世さん、吉田鋼太郎さん、山口紗弥加さんなど、脇もしっかりしているのにも、注目しております。


毎回のテーマは、軽くはないので、ややとっつきにくい印象はありますが、観ごたえがあります。
リスクマネジメントの輪郭を知る、くらいのスタンスで、考えすぎずに接していきたいです。