こんばんは
ちょいとのごぶさたでしたm(_ _)m
なんとか、最終話まで観ました。
平和に終わって、良かったなあ。
登場人物皆の、心の読解力が長けていたのが、印象的です。
結末は大まかにわかってはいても、想像力や、洞察力…人が人と関わるときに必要なものが備わっていたから、ありきたりな感じにはならなかった。そう思っています。
咲人の知能が徐々に退行していくのは、わかっている。
その事実を前に、周囲は、そして咲人自身がどのように自分と向き合い、折り合いをつけていくか。それが、クライマックスに向かってのテーマでしたが、無理なく、ほど良く描写が重なっていて、さほど違和感はなかったです。
親しい人に向けて咲人が手紙を書いていった場面は、彼の必死の思いが伝わってきて、心に残ります。
そのなかで、彼が「友だちとは、対等な存在なんだ」という意識を忘れていなかったことが、うれしかったです。
優しさを失ったわけではない、隠れてしまったのだ、そう思っていたので、ラストにこの関係性を持ってきたのは、すごく好感を持てました。
梨央の病気を治そうとするパートを中心に、つっこみたいところはいくつかありますが、全体としてうまくまとまって終わったので、少しの満足感が残りました。
なんとなく、重くてじっとりとした雰囲気があり、2002年版とはかなり異なる質感でしたが、登場人物の心情を省略せずに描き、ちゃんと着地させたので、これはこれでありだな、と思いました。
ちょいとのごぶさたでしたm(_ _)m
なんとか、最終話まで観ました。
平和に終わって、良かったなあ。
登場人物皆の、心の読解力が長けていたのが、印象的です。
結末は大まかにわかってはいても、想像力や、洞察力…人が人と関わるときに必要なものが備わっていたから、ありきたりな感じにはならなかった。そう思っています。
咲人の知能が徐々に退行していくのは、わかっている。
その事実を前に、周囲は、そして咲人自身がどのように自分と向き合い、折り合いをつけていくか。それが、クライマックスに向かってのテーマでしたが、無理なく、ほど良く描写が重なっていて、さほど違和感はなかったです。
親しい人に向けて咲人が手紙を書いていった場面は、彼の必死の思いが伝わってきて、心に残ります。
そのなかで、彼が「友だちとは、対等な存在なんだ」という意識を忘れていなかったことが、うれしかったです。
優しさを失ったわけではない、隠れてしまったのだ、そう思っていたので、ラストにこの関係性を持ってきたのは、すごく好感を持てました。
梨央の病気を治そうとするパートを中心に、つっこみたいところはいくつかありますが、全体としてうまくまとまって終わったので、少しの満足感が残りました。
なんとなく、重くてじっとりとした雰囲気があり、2002年版とはかなり異なる質感でしたが、登場人物の心情を省略せずに描き、ちゃんと着地させたので、これはこれでありだな、と思いました。