こんばんは
ようやく、6話まで観ました。
話が進むにつれ、トーンも少しずつ暗くなり、人間関係もこじれてきて、観ていると、せつなく思います。
咲人が賢くなりすぎたことが、それぞれの感覚と思いにズレを生じさせ、また、咲人自身も苦悩し始めた。
そこにドラマがあるのですが、状況はあまり良くないので、観ていて、ちょっとストレスがたまります。
咲人にとって、また、周囲の人々にとって、4話の後半から5話の半ばあたり、普段の生活のなかでの変化や進歩が描かれたころが、いちばん幸せだったのかもしれません。
自分だけナンパさせられることへの疑問、野球の試合でのホームラン、一人で注文を受けられたこと、運転免許を取得したこと…。
とまどいながらも、喜びや充実感、達成感もそこにあったはずですし、知能の発達と、周囲が要求のレベルとが、ちょうど良いバランスでかみ合っていた時期でした。
賢くなると、心は冷たくなるのか?
それは、人によって異なるので、一概にはいえないのでしょう。
ただ、咲人の場合は、知的探究心が高く、判断力・洞察力に優れる反面、ものすごくドライになってしまいました。
そして、本来持っていたひたむきさや優しさが、知能の異常な発達によって隠れてしまったように思います。
薬の作用だけでなく、母親への強い思いと、それが報われなかったことがそうさせているのでしょうか?
いつしか、小難しそうな専門書ばかりが机に並ぶようになっていましたし、6話での同僚たちへの発言も、彼らの痛いところを突いていました。
咲人は、賢くなりすぎ、世の中を知りすぎてしまった。そして、自分と他人との違いを実感し、行動に表していくことで、だんだんと孤立していく。そんな姿が、心に痛いです。
咲人の知能は、6話・7話あたりがピークと思われ、あとは引き続き、自分について苦悩しながら、徐々に退行していくことになりそうですが、ここにきて、柳川(窪田くん)の印象がすごく良くなってきているので、彼にはちょっと期待しています。
家族が観ていたので、実は、結末は大まかにつかんでいます。
が、それだけでは足りないので、記憶を埋めていく感覚で、あとからゆっくり観ています。
どうやって、あのラストにたどり着くのかを、じっくり確かめていこうと思っています。
咲人もつらいんだよね。
周囲に翻弄されるばかりで。
それがわかるから、私も、つらくなります。
ようやく、6話まで観ました。
話が進むにつれ、トーンも少しずつ暗くなり、人間関係もこじれてきて、観ていると、せつなく思います。
咲人が賢くなりすぎたことが、それぞれの感覚と思いにズレを生じさせ、また、咲人自身も苦悩し始めた。
そこにドラマがあるのですが、状況はあまり良くないので、観ていて、ちょっとストレスがたまります。
咲人にとって、また、周囲の人々にとって、4話の後半から5話の半ばあたり、普段の生活のなかでの変化や進歩が描かれたころが、いちばん幸せだったのかもしれません。
自分だけナンパさせられることへの疑問、野球の試合でのホームラン、一人で注文を受けられたこと、運転免許を取得したこと…。
とまどいながらも、喜びや充実感、達成感もそこにあったはずですし、知能の発達と、周囲が要求のレベルとが、ちょうど良いバランスでかみ合っていた時期でした。
賢くなると、心は冷たくなるのか?
それは、人によって異なるので、一概にはいえないのでしょう。
ただ、咲人の場合は、知的探究心が高く、判断力・洞察力に優れる反面、ものすごくドライになってしまいました。
そして、本来持っていたひたむきさや優しさが、知能の異常な発達によって隠れてしまったように思います。
薬の作用だけでなく、母親への強い思いと、それが報われなかったことがそうさせているのでしょうか?
いつしか、小難しそうな専門書ばかりが机に並ぶようになっていましたし、6話での同僚たちへの発言も、彼らの痛いところを突いていました。
咲人は、賢くなりすぎ、世の中を知りすぎてしまった。そして、自分と他人との違いを実感し、行動に表していくことで、だんだんと孤立していく。そんな姿が、心に痛いです。
咲人の知能は、6話・7話あたりがピークと思われ、あとは引き続き、自分について苦悩しながら、徐々に退行していくことになりそうですが、ここにきて、柳川(窪田くん)の印象がすごく良くなってきているので、彼にはちょっと期待しています。
家族が観ていたので、実は、結末は大まかにつかんでいます。
が、それだけでは足りないので、記憶を埋めていく感覚で、あとからゆっくり観ています。
どうやって、あのラストにたどり着くのかを、じっくり確かめていこうと思っています。
咲人もつらいんだよね。
周囲に翻弄されるばかりで。
それがわかるから、私も、つらくなります。