こんばんは
やや考えたのですが、このドラマについてちょこちょこ書くことにしました。
そうだな~。心が折れそうになったことがあるから、でしょうか。
今のところ、初回だけ観ています(これを書いてから、またじっくり観たいので)。
リアルタイムではながら観になってしまったので、あとで録画を観てみましたが、最初の印象とは違って、それほどごちゃごちゃしていないかな、と思いました。
ひとり、「しょぼーん」となりたくなくて、見栄を張ったり、明るく振る舞ったり。
見た目、ちょっと…と思う人は、たいてい、過去の何かを引きずっているんだよね…。
私には、そういう描写に見えました。
そんな人々の歩みを、ゆっくりゆっくり見守っていくドラマなのではないでしょうか。
春太(阿部サダヲさん)のキャラには、ちょっぴり共感を抱きます。
冒頭の一人語りは、印象的です。お医者さんは、聞くだけで何も話さなかった…と言っていましたが、思っていることをただ話すだけでも楽になるものなので、少しはすっきりしたのではないでしょうか。
「壊れたら直せば良い」なんて言うけれど、壊れた人の心は、そんなに簡単に、すぐに治っていかなのです。
その思いをずっと抱いていながらも、春太は、それを強く主張することも行動に表すこともしない。
勇気がない、とは違う、彼の微妙な心のありようがよくわかって、少しせつないです。
その反動かもしれませんが、みやこ(水原希子さん)の不安定さは、最初は、若干気に障りました
でも、それも彼女の弱さからくるものだと、観返したときにわかりました。
不安定さは、不安に耐えきれない気持ちの表れ。
みやこも、春太同様に不安を抱えていますが、彼女は、その不安を抱えて悶々とする春太とは異なり、不安がイレギュラーに発散されてしまうタイプなのでしょう。
静(山口智子さん)のテンションの高さも、みやこと似たタイプの不安の解消ととらえるのが良いかもしれません。
若手に勝手にライバル心を抱き、彼氏(心・藤木直人さん)の前でテンション高くふるまう姿は、いわゆる「イタい女」を思わせて、観ていて、心が痛みます(山口さんのイメージも大きいですが)。
しかし、元夫・春太との過去の日々と、再会したときの一瞬の変化からして、彼女も、寂しさや痛みを振り払おうとしているのではないかな、と感じました。
もともと、そんなに陽気な人ではないと見えました。だから、何か理由があるのだろうな…と思いながら観てみようと思います。
そんな三人を受け入れようとする心のおおらかさは素晴らしいですが、彼を含めて、がんばりすぎて、お店の皆さんの心がポキッと折れないことを願います。
心が折れてしまったら、何をきっかけにして、それをどう修復するのか、そこからどう歩きだすのか、私自身の歩みを思い出しながら、少し離れて見守っていきたいドラマです。
向き合うには、観る人の心のありようも大切だと思います。たぶん。
やや考えたのですが、このドラマについてちょこちょこ書くことにしました。
そうだな~。心が折れそうになったことがあるから、でしょうか。
今のところ、初回だけ観ています(これを書いてから、またじっくり観たいので)。
リアルタイムではながら観になってしまったので、あとで録画を観てみましたが、最初の印象とは違って、それほどごちゃごちゃしていないかな、と思いました。
ひとり、「しょぼーん」となりたくなくて、見栄を張ったり、明るく振る舞ったり。
見た目、ちょっと…と思う人は、たいてい、過去の何かを引きずっているんだよね…。
私には、そういう描写に見えました。
そんな人々の歩みを、ゆっくりゆっくり見守っていくドラマなのではないでしょうか。
春太(阿部サダヲさん)のキャラには、ちょっぴり共感を抱きます。
冒頭の一人語りは、印象的です。お医者さんは、聞くだけで何も話さなかった…と言っていましたが、思っていることをただ話すだけでも楽になるものなので、少しはすっきりしたのではないでしょうか。
「壊れたら直せば良い」なんて言うけれど、壊れた人の心は、そんなに簡単に、すぐに治っていかなのです。
その思いをずっと抱いていながらも、春太は、それを強く主張することも行動に表すこともしない。
勇気がない、とは違う、彼の微妙な心のありようがよくわかって、少しせつないです。
その反動かもしれませんが、みやこ(水原希子さん)の不安定さは、最初は、若干気に障りました
でも、それも彼女の弱さからくるものだと、観返したときにわかりました。
不安定さは、不安に耐えきれない気持ちの表れ。
みやこも、春太同様に不安を抱えていますが、彼女は、その不安を抱えて悶々とする春太とは異なり、不安がイレギュラーに発散されてしまうタイプなのでしょう。
静(山口智子さん)のテンションの高さも、みやこと似たタイプの不安の解消ととらえるのが良いかもしれません。
若手に勝手にライバル心を抱き、彼氏(心・藤木直人さん)の前でテンション高くふるまう姿は、いわゆる「イタい女」を思わせて、観ていて、心が痛みます(山口さんのイメージも大きいですが)。
しかし、元夫・春太との過去の日々と、再会したときの一瞬の変化からして、彼女も、寂しさや痛みを振り払おうとしているのではないかな、と感じました。
もともと、そんなに陽気な人ではないと見えました。だから、何か理由があるのだろうな…と思いながら観てみようと思います。
そんな三人を受け入れようとする心のおおらかさは素晴らしいですが、彼を含めて、がんばりすぎて、お店の皆さんの心がポキッと折れないことを願います。
心が折れてしまったら、何をきっかけにして、それをどう修復するのか、そこからどう歩きだすのか、私自身の歩みを思い出しながら、少し離れて見守っていきたいドラマです。
向き合うには、観る人の心のありようも大切だと思います。たぶん。