こんばんは
こちらもようやく、8話まで観ました。


…大変なことになってしまった
私には、事件の行く末が全く見えず、頭の中ではやや混沌とした状態になっております。


しかし、新キャラ(7話で登場)・那智(綾野剛さん)のおかげで、物語がやや活性化した感があります。


6話でイクオが瀕死の状態になったときは、主人公だから大丈夫だろう、とは思いながらも、どうなることかと心配したものです。
だって、あの傷…普通なら保っていないですよ。


そんなイクオのために、竜哉はめいっぱいがんばるのですが、深くつながってきた二人の間に、少しずつ溝ができていく様も描かれているので、その関係性も気になりだしております。


時折フラッシュバックする記憶によって、イクオはいくつもの手がかりを得ていくのですが、竜哉にはそういったことはできなくて、自力で情報を得るしかない…そのギャップに竜哉は苦しんでいるのかもしれませんね。


そういった事情があるにしても、8話のラストは衝撃的で、ちょっと信じがたい光景でした。
美月が日比野(光石研さん)のもとに駆け寄ってきたときに、そうだ、この人にとってはかけがえのない存在なんだ、と、ハッとなりました。
事件ばかりに気を取られて、親子関係をあまり意識できていなかったことが、少し悔しかったです。


中盤以降では、蝶野さんの心境の変化も印象的です。
相棒の裏切りと不可解な死を境に、イクオへの敵対感やギラギラ感が薄れ、自分自身の感性を信じながら捜査にあたっているように思います。
もしかしたら、正義とは何なのか、自分に問いかけながら動いておられるのかもしれません。


そして、三島課長は、さらに格好よさが増しましたね。
部下でなくなってからかなり経つのに、イクオをずっと見守り、フォローし続けているところが素晴らしいと思います。
単独行動になりがちなイクオにとっては、心強い存在なのではないでしょうか。


と。
なんだか、キャラクター祭りみたいになっておりますが、それくらい、人物描写もしっかりしているのが、このドラマの特徴なのでは、と思います。
それこそ、途中加入の那智も、キャラクターをしっかり見せているから、いきなり出てきても、あまり違和感がないです。


そして、8話の「ウラバラス」でも語られていましたが、イクオ、竜哉、美月、那智…それぞれの子役さんがどこか似ているのも、ツボです。


8話の「ウラバラス」といえば、前回からの3人に加えて、吉田羊さんが参加されていました。
「この副音声のファンだから、本当は参加したくない」とおっしゃっていたのが、だんだんとなじんでおられて…さすがですね
今回も楽しかったです


金時計をしていた二人:聖副総監(野村将希さん)が失脚し、日比野が銃弾に倒れ、どう見ても、穏やかではない状況になりました。
首謀者はどこにいるの?


そしてどうやら、警察の一部の組織が恐ろしい計画を実行していたらしいこと、結子先生もそれに加担していたこと、などなど…あまり知りたくないような過去が、これから明らかになっていくようです。


知るのが怖いなあ。
でも、ちゃんと見守らなきゃいけないし、見守りたいです。
イクオたちに希望の光が射すラストになりますように。