こんばんは


いよいよ、今日。
「オリエント急行」が発車しますね。
発表以来、全然、書けませんでしたが…
とっても楽しみにしておりました。


原作は全然読んでおりません。
しかし、原作に忠実な第一夜、犯人の心理を描く第二夜と、立体的に描かれるということなので、読んでいなくても、自分なりに解釈しながら、小説を読むように楽しめるものと期待しております。


主人公の探偵役は、野村萬斎さん。
台詞回しの巧みさや独特の雰囲気、そして存在感は、数々の映像作品、および、一昨年観た狂言の舞台にて、ある程度はわかっているつもりです。
が、今回の探偵役は、今までの認識を遥かに超えるものとなっているのだろう、と、なんとなく思っております。


二宮さんは、探偵の尋問を受ける側の役。
主役ではない二宮さん、私は、かなり好きです。脇に回るのは、テレビでは10年ぶりでしょうか?
脇役で存在感を見せ、主役に迫りながらも、決して主役を食わない。それがちゃんとできる役者さんだと思います。


しかも、演じるのは、卑屈なキャラクターだとか。これには、非常~にワクワクしております(笑)。
二宮さん、絶対に得意だと思います


最初の会見のとき、三谷幸喜さんが、「嵐にしやがれ」がオーディションだった、と冗談交じりにおっしゃっていましたが、思えば、あのときの二宮さんも、卑屈なキャラクターを演じていました。


そして、彼の卑屈な表情のあとに映った、三谷さんのジッと見つめる姿…。
私は当時、三谷さんが二宮さんを見極めているように見えてしかたありませんでした。
だから、このニュースを知ったとき、「ああ…やっぱりね」と。あれは、伏線だったのかもしれませんね。


さまざまな年代の、実力派の、そして華のある役者さんが多数顔を揃えるわけですが、役者さんを観るだけでなく、各キャラクターの駆け引きや心理、そして、トリックなど、推理もののおもしろさをたくさん味わっていけたらな、と思います。


長時間ですし、人の数も多いので、なかなか大変なのですが(^_^;)
まあ、希望、ということで。


私だけでなく、ミステリー/推理もの好きの母も、観るのを楽しみにしているようです。
アガサ・クリスティーさんの超有名な推理小説だから…まあ、気になりますよね。
どんな切り口で、どんな解釈でもって描かれるのか、期待して待っております。


視聴後、原作を読むかどうかは…わかりませんが、手にとってみたいですね。