こんばんは

うわ~、かなり経ってしまいました
がんばります。





*episode8*(6/13)
絆を失いかけた親子の、再生のお話でした。
一家心中を図るも、命を拾った内田家の三人。しかし父親(小市慢太郎さん)は、死亡予定者としてリストアップされます。
そのギスギスした関係性は、母親(中越典子さん)の姿を通して観ても、なるべくしてなった、という印象でしたが、物語の鍵となったのは、意外にも、長男・翔太(高橋來くん)が苦手としていたピーマンでした。


両親にほめてもらおうとして、悪魔と契約する翔太の思いは、切実であり、健気でもありました。
そして、彼を説得しようとするも、全く相手にされない死神くん。好かれようとして、「顔はジャニーズ系なんだ」とアピール。本人がそれ言うか~(笑)と思いました


ピーマンなんかで…と思っていましたが、よく考えたら、全く口にできなかったものを、自力で、しかも生で食べてみせようとするのは、本当にたいへんな覚悟と努力が要ったはず。
周りからは些細に見えても、それこそ、家族にとっては革命ともいえる出来事だったのですね。


何が人生を変えるきっかけになるかわからない…。だから、小さなことでも大切にできたらなあ、と思います。
あと、悪魔が「君を困らせたくて、つきまとっている」と、死神くんに話すのも印象的。
やっぱり、死神くんのこと気になるんだ~と、思わずニヤリとした瞬間でした。


*episode9*(6/20)
主任の計らいもあって、ギリギリのところで生きる道が残された、死神くんと監死官。
二人で協力して、大量殺人を企てている、という中平(田中圭さん)の説得にあたりました。


初め、ビルに入ろうとするときに、死神くんが釣り人を眺める場面がありましたが、つい、「オレも、釣りしてえなあ~」とう吹き出しを、画面に描いてしまいました(^_^;)
そしたら、たまたま観ていた弟も、同じようなことが頭に浮かんでいたらしく、二人で笑ってしまいました。


中平の真の要求は、早い段階でわかったので、それを利用して、死神くんが彼の心をどうコントロールできるか、というところに着目していましたが、死神くんの決断には驚きました。
リストの内容を書き換えるとは…禁じ手もいいところ。人間界であれば、おそらく、倫理的な追及を受けそうな気がします(そういえば、2話でもそんな場面がありましたね)。
とにかく、決定的な出来事でした。


しかしそれは、これまでの経験が本当に生きていたなあ…と思える導き方でしたね。
自分の命がわずかだとわかっていたからなのか、死神くんの中にも、どこか覚悟めいたものがあったのかな。


「死ぬまでにやっておきたいことはなんですか?思い残すことのないように…」
死亡予定者の皆さんにかけてきたその言葉を、思いを、彼はふと、自分自身にも当てはめて考え、言い聞かせたのかもしれません。


人の心を察し、情にあふれる死神。
そんな彼の信念が、最後まで貫かれたのだと、私は思っています。
二人の消滅を知らされたときの、悪魔のなんともいえない表情も、心に残ります。


死神くんと監死官が最後どうなるかも、なんとなく予想できていましたが、良い終わり方だったのではないでしょうか。
死神くんが復活するのをちらつかせるような曖昧なラストではなく、413号の物語をきちっと完結させたことで、観ていて気持ちもすっきりしたし、このドラマのトーンに合っていたように思います。


世界のどこかで、誰かの中で、心優しい死神くんと、本当は優しい(笑)監死官は生きている。そして、誰かのためになっている。そうイメージするだけでも、優しい気持ちになれそうです。


余談ですが、
最後の釣りしている姿は…「素」なのでは?(笑)





最終話からひと月以上経ってしまいました
遅くなり、申し訳ありません
ゆえに、記憶も曖昧になっていたため、ホームページのあらすじを参考にしかながら書きました。
なんだか情けないですが、ありがたいことですm(_ _)m


書き上げるのは一気に、でしたが、なかなかそこまでこれなかった…
ですが、とりあえず、書けたことにホッとしています。


これにて、「死神くん」の記事は完結となります。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。




追伸
「読んだだけで、観た気になれた」そんな感想をくれた弟にひとこと。
ありがとう。力になります。書き手冥利につきます。
って…
直接言えよって感じですが、いち読者の声として、コメントの代わりにここに置いておきます。