
こんばんは
今日は、誕生日…
じゃないですが、
誕生日の思い出などをダラダラと書いてみようと思います。
「うれしい」よりも「ありがたい」という気持ちが年々強まっておりますが、何年かに一度、母の日と被るので、若干複雑な気持ちになる…そういう日でもあります。
そんな私ですが、心に残る誕生日もありました。
30歳の誕生日。
振り返ると、やはり節目であり転機の年だったな…と思う年齢なのですが、最近では最も印象深い誕生日になりました。
その日の昼休み、ふとケータイをチェックすると、なぜか父から、本体に、留守電のメッセージが入っていました。
聴いてみると、「30歳の誕生日おめでとう、健康に気をつけてがんばって」という、ごくありきたりなバースデーメッセージが。
父はめったにメールをしないし、電話で話すことも、あまりありませんでした。
ましてや、誕生日にこうやって、メッセージを残したこともありません。
珍しいこともあるもんだ、と思い、せっかくだからと、保存をかけました。
ですが、父からの「おめでとう」のメッセージは、後にも先にも、これっきりでした。
父とは、普段からよく衝突していました。
誕生日当日にも、
「お父さん、今日、何の日だか知っとるだか!?」
「知っとるわ!お前の誕生日だがな!!」
そんなやりとりばかりで…最後まで、素直に祝福しあえる関係は築けなかったと思っています。
しかしそれは、30歳の誕生日が、娘にとって大切な節目であると感じた父の、素直なメッセージだったのだと、父がいなくなって初めて気づきました。
あの日私は、「ありがとう」と素直に返せたのかな…?
思い出せないな…。
たとえ今、父に対面したとしても、あの時はありがとう、なんて、上手く言えないような気がします。
あの日、なにげなく保存した留守電のメッセージが、今となってはかけがえのないものになりました。
ICカードを入れかえないと聴けないけれど、そこには、父の最初で最後の誕生日祝いの言葉が眠っています。
この話はそもそも、翔ちゃんが30歳の誕生日にご両親からお祝いメールをもらった話を読んだとき、そういえば、私にも似たようなことがあった、と思い出し、いつか書こうと思っていたのですが…
なかなかタイミングをつかめず、今日まできてしまいました。
なので、やっと書けた(T_T)という思いでいっぱいです。
毎年、誕生日がくるたびに思い出すメッセージ。
さして劇的なコメントでなくとも、大切な人からのお祝いは、それだけでドラマティックなのだ…と、自分に言い聞かせてみる次第(^_^;)
話変わって、同じ誕生日の人といえば、私は、
・奥田民生さん
・鉄拳さん
・大久保佳代子さん
などを思い浮かべますが、
以前、弟に、
「私、大久保さんと誕生日が同じなんだよね!」
と言うと、
「あ~、だから、ちょっと残念なのか~」
と。
おいっ!それは、どういう意味なんだ?
…と言いながらも、根拠を強く問いただせなかった…
そんなこともありましたが、大久保さんのブレイクは、やはり、うれしいです。
そんななか、先日、ボクシングの世界戦で2回目の防衛を果たした高山選手も、同じ誕生日と知り、にわかにテンションが上がりました。
この4月から高校に通い、引退後を考えて、教員免許取得を視野に入れているとのことですが、誕生日を知って、それも、なんだかわかる気がしました。
と。
ダラダラと綴ってしまいましたが、
歳をとることは、老ける…ではなく、より大人になることだと言い聞かせて、ゆったりと誕生日を迎えたいなあ、と思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m