こんばんは


久々のドラマ記事。
の前に…


実は先週、レコーダーが無事に帰宅しました。
ハードディスクも無事
うれしさを感じながら、ダビングに励んでおります。
なので、去年の秋クールのドラマも、ようやく最後まで観られることになりました。
それについては、ぼちぼち。
まずは、今期のドラマ中心に書きたいと思います。





6話まで観ました。だいぶ遅れていますが…(^_^;)


スポットなどで、その先をチラッと観ることもあり、うっかり先を知ってしまいながらも、どうやって心が変化していくのかをじっくり見守りたいので、順番通り視聴する予定です。


ALSと診断され(3話)、悩んだ結果、負担をかけたくないと、恵に別れを告げた(5話)拓人。


時に、絶望感に苦しみながらも、決してあきらめない気持ちで前向きに歩く拓人の表情が、本当に良いですね。
彼の泣き笑いに心を揺さぶられることが、とても多いです。


今のところ、最も印象的なのは、5話の最後で、拓人が泣きながら、母親(原田美枝子さん)に病気のことを話す場面です。
悔しさや悲しさをにじませながらも、しっかり伝えようとする姿に、思わず、もらい泣きしました。


そして、6話の冒頭、拓人が車椅子に乗っていたのには驚きましたが、自宅マンションがバリアフリーになっていたこと、母親がサポートしていることに、ホッとしました。
職場の皆さんの支えも、これ以上ない、すばらしいものだと思います。


いろいろなことをあきらめなきゃいけない。
言葉では簡単に表せますが、その実際は、本当に…想像を絶するものだと思います。
「わかるよ」とは絶対に言えないし、言わない。
守(風間くん)のようなスタンスがいちばん良いのかもしれません。


主治医(吹越満さん)の言われるように、周りの人に病気のことをちゃんと伝えて、理解を得ながら生活していくことが必要になるのですが、拓人は、恵(多部未華子さん)にだけは伝えていなかったんですよね。


でも、二人が偶然再会したとき(6話)、別れを告げられた本当の理由、あのときの「重い」の意味、そして「別れてから病気になった」という言葉が嘘であるということを、恵は悟ってしまった。
自分を大切にしてくれる繁之先輩(斎藤工さん)がいるだけに、難しい決断を迫られそうです。
彼女を大切に思うからこそ…の拓人の決意だったと思うので。


拓人と出会って恋人になったことも、介護の仕事を選んだことも、恵の運命なのかな…?


陸人(野村周平さん)のことも、だんだんとわかってきました。
友だちがいないんじゃないか?とは、拓人と同じように、なんとなく思ってはいたのですが、話を聞くと、これはこれで、深刻な悩みのようです。


コミュニケーション力が十分についていないことに気づきながら、自分ではどうにもできない。
母親の期待に応えようとしたが、限界を感じかけている…。
それを聞き、諫め、助言する拓人。兄の言葉を黙って聞く陸人。このやりとりは、兄弟だからこそできるんだなあ…と、しみじみ。


拓人と距離を置きたがっていた彼も、6話では、外出についていったり、二人で恐竜展に行き、恐竜の恥骨について熱く語ったりと、徐々に心を開いている様子。良い関係性を築けつつあるようで、ホッとします。


車椅子サッカーに目覚め、仕事も順調にこなす拓人。
だんだんとお話が悲しくなってきているはずなのに、逆に、彼の笑顔に励まされているような感じです。


自らこのテーマを提案し、役と病状の描き方を、スタッフさんと話し合いながら撮影している、という春馬くん。
心から笑い、泣き、強く生きていこうとする拓人の表情に、その気持ちがにじみ出ているかのようです。


今置かれている状況のなかで、自分に何ができるか。何を目標に生きていくのか。
つきつめれば、そういうテーマを描いているのですが、決して逃れられない運命を前にして、何を大切にすべきかを、拓人たちの姿を通して問いかけられているような気がします。


リアルタイムでは、来週が最終話ですが、後半も、焦らずに観ていこうと思います。