こんばんは
なんだかんだ言いながら、観ています。
現時点では、4話まで観ました。


大きなテーマは、先端医療をめぐる様々な問題をどうするか、でしょうか?
野口(岸部一徳さん)と、あと、経営コンサルタント・岡村(高橋克典さん)の胡散臭さが印象に強く、目立たなくなりがちですが…。


そして、チームドラゴンのメンバーがどんどん抜けていくのも気になります。
主題とは別に、そういう部分に気をとられてしまうのはどうなんだろう?と思ったりもします。


メインの登場人物の集まり方はいつも通りな感じですが、初回スペシャルは、結構見ごたえありましたね。
流れは、これまでのエピソードと変わらないので、ハラハラはするけれど、安心して観られるという心地よさも変わらず。


と思っていたら、2話ではまさかのオペ断念、という驚きのラストに。
3話でようやくオペ可能になったと思ったら、それは、野口が藤吉(佐々木蔵之介さん)の強い思いを巧みに利用した結果だったなんて…。


加藤(稲森いずみさん)の引き抜きも、たまたま、患者の症状が彼女の目指すものとつながっていたのもありましたが、岡村のねちっこさが効を奏した感があったように思います。


どんどん自分たちのほうに連れてきて、インドに行かせる…って
そうして、自分の思い通りにしようとする彼らの奸智に嫌気がさします。
その方向性を象徴するように、野口の部屋も、ますます趣味の悪いインテリアになってきましたね。


桜井総合病院の院長(平幹二朗さん)の思い、そして、それに賛同してともに歩む朝田(坂口憲二さん)の信念はどうなるのか、なんだかとても心配です。


それから、役者さんについて、ちょこっと。
桜井総合病院のオペ看の役を、キムラ緑子さんが演じておられるのですが、最初のころ、つい、「あっ、和枝ちゃん…」(←「ごちそうさん」での役名)と言っていました。
もちろん、「イケズ」ではなく(^_^;)、素晴らしい看護師さんですね。


そして1話に、入院中の祖父を励ます少年の役で、「家族ゲーム」の茂之こと、浦上くんが出ていましたね。
少しだけ背が伸びたような気がしましたが、顔がわかっても、当時の役名がなかなか出てこなかったです


音楽も、これまでのに加えて、新曲が登場。少しずつの変化と進化を重ねるこのドラマを象徴しているようです。


前シリーズまでとは脚本家さんが違うので(前までの方は、今期「夜のせんせい」を書かれています)、同じテイストにはならないと感じますが、朝田の信念がちゃんと結実するようなラストになれば良いなあ、と思っています。


もはや、原作とは設定も物語も異なるのですが、このシリーズの「柱」は、しっかり立っていてほしいです。