こんばんは
遅くなっておりますm(_ _)m
「リーガルハイ」3話の感想です。


黛の同級生・熊井(塚地武雅さん)と妻・ほのか(美波さん)との離婚訴訟にて、またも、古美門法律事務所とNEXUSとが相対することに。
整形していたことは合理的な離婚理由となるか、それが争点となった裁判でした。


なんだか…
ほのかの本心が最後まではっきりつかめなくて、翻弄されているような感覚がありました。
でも、そのつかめない感じが、ある意味リアルだったりもしました。


整形に対する見解においての古美門の論理は、的を射ていました。
また、同じような能力の二人のうち、最終的には見た目で選ぶといった説明や、生まれてくる子どもの顔のシミュレーション(笑)など、攻め方としては、わりとオーソドックスかもしれません。
古美門邸での、好みの相手かどうかの判断基準についての会話にも「確かにそうだよね」と。方向性も程度も、人それぞれなんですよね。


しかし、中盤から、情に訴える展開と見せておきながら、実はそうでもなく、妊娠中と装ったり、和解後、早くも新しい相手を見つけていたり…という、ほのかのしたたかな面が描かれたので、私にとっては、彼女の本心が見えないうえに、若干、心をもてあそばれた感が。
レシピノートのくだりに、思わず、ホロッときたじゃないかーー!やられたよ(^_^;)


そして、小ネタになりますが、NEXUSにて、羽生の写真に落書きをする古美門。態度も内容も、あまりにもベタなお子様ぶりでしたね。
磯貝(古舘寛治さん)が、「みにくいアヒルの子」を誤解釈していたのも笑えました。事務所に写真がないのを古美門に指摘され、狼狽する姿も…せつなかったですね。


そういえば、序盤での黛のチーク、濃すぎでしたね。
そして、ラスト近くの自前メイクには、…上手くコメントできません(苦笑)。
さらに、接見時での舞妓さんには…ただただ、びっくり。
もちろん、あの一瞬のためのお化粧なんですよね。大変だったろうな…。
服部さん、最初に言ってほしかったです


黛といえば、熊井と同級生だったことで、ホームページにある彼女のプロフィールが訂正される、というのもありましたね。
訂正についての文章も、このドラマらしい機知に富んでいて、おもしろかったです


またも、古美門にしてやられた羽生。彼をたしなめる黛の、「(羽生は)古美門の手のひらで転がされている」という指摘は的確でした。
このまま古美門に対抗していくのは、彼にとってはしんどそうな気がします。


しかし古美門は、そんな葛藤や苦悩などはいざ知らず、それよりも、拘置所の職員を虜にしてしまっている貴和に、ますます入れこんでしまっているという…。


羽生の熱い思いとはうらはらに、二人の勝負なんてつきそうにないのでは?と思ってしまいます。