まだ最後まで観ていないドラマもありますが、書かないと冬になってしまうので


今年の夏ドラマ。
内容が発表されていくなかで、これ!と思えるもの(春なら「リーガル・ハイ」、秋なら「高校入試」)があまり出てきませんでした。
ちょっと気になる/とりあえず観てみよう、というスタンスだったし、オリンピックの影響もあってか、リアルタイム視聴がなかなかかなわなかったので、波に乗れないままここまできた、という状況です。


だから、「来週が楽しみ!」「もう1回観たい!」というような盛り上がりもなかったなぁ…。


印象的なものを強いて挙げれば、「東野圭吾ミステリーズ」でしょうか?
たくさんの異なる物語を観られるという、そのスタイルは良かったと思います。


「つるかめ助産院」は、大きく遅れることなく視聴できた唯一のドラマです。
派手ではないけれど、心にゆっくりしみていく、あの流れが好きでした。


しかし、「リッチマン、プアウーマン」のように、途中でおもしろさに気づきながらも、視聴に結びつかなかったものもあり、運が悪かったのか、良いタイミングでピンとくるドラマに出会えなかったのが正直なところです。


素材やテーマは目を引くものでも、それを、どう、説得力のある物語にするのか、その流れを、登場人物の心を、ちゃんと着地させることができるのか、当たり前でも、それがドラマには大切なのだ、と、「GTO」をちらちら観ながら考えていました。


ドラマとはやはり、「人を描く」ものだと思うので(秋ドラマも、そんな観点で観ている気がします)。


「録画しているし、1回観だしたから、観続けようか」という気の持ち方ではしんどい。
義務的に観る、ということのないように、ドラマと向き合っていけたら…と思います。