こんばんは
これも、最後まで観ました。
ラストだけはリアルタイムでチラッと観ていたので、ようやく話がつながった、という感じです。


お仕事ドラマであり、主人公・鈴宮の成長を描く物語でもありましたが、ものすごく衝撃的な展開がある、ということもなく、じわじわと進んでいったな、という印象があります。


税金を納める側の気持ちを察しながら納税を勧めるのって、単に事務的にできないような気がして。
だから、鈴宮の「ほうっておけない」という思いはわかるような気がします。
だれもかれも、鏡みたいに割り切れないですから…。


星野真里さんが演じた、あんな感じの税務職員さんなら、そりゃ、相談もしやすいよねぇ。
あんな人がたくさんいたらいいのに、なんて。


あと、税務署の人々は、ドラマで描かれていたように、実際に、身分を隠して行動したりするのでしょうか?
そこまで装うの?と思いましたが、そうなのかも…と考えてみたりも。
かっこいいところだけが税務署の姿ではないからなぁ。


余談ですが、最後のエピソードに出てきた、鳥取みやげのお饅頭は、本当にあります。
抵当権の所有者の住所についても、地名は実際にあります(砂丘の近く)。
饅頭屋さんとは離れているけど…みやげ物屋においてあったかな?(めったに行かないので、詳細不明なり)


時にシリアスな展開のなか、職場の皆さんが、ちょこまかと一生懸命に動いているのが、なんだかほほえましかったです。


鈴宮も、ほんの少しでも成長したのだろうな。


税金の徴収は、決して楽ではないし、債務者から疎まれることもあると思います。
それでも、世の中がちゃんと動くためには必要なこと。


いろいろな葛藤をしながら、徴収官は踏ん張っているのだな。
今日も、明日も。
そんなことを思いながらの視聴となりました。