最後まで、楽しく観ました。
非常に楽に観られたというか…
あの「速さ」が心地よかったですね。ゆったりとした流れが。
恋愛ものなのですが、主人公の年齢が40代ということ、鎌倉市を舞台に描かれていることもあって、ドキドキよりも、ほっこり和むことのほうが多くて。
大人向けのドラマだな~、と思いました。
岡田惠和さんが脚本を書かれているので、期待はしていましたが、やはり、良かったです。
急ぎ足になることなく、登場人物の心の流れが丁寧に描かれていて、無理な展開にならなかった。
しかも、皆、基本的に良い人(これ、結構重要かも)で。
ラストも、私は好きです。
その後に含みを持たせる感じだったので、人によっては、はっきりしてくれ!と言いたくなるかもしれませんが、それなりに歳をとると、勢いにまかせて…なんてできないでしょうし(たぶん…)。
主人公・千明(小泉今日子さん)の年齢にはまだ遠く、どちらかというと、和平(中井貴一さん)の弟・真平(坂口憲二さん)と妹・万里子(内田有紀さん)の年代なので、二人に共感しながらも、将来、千明みたいな心境になっちゃうのかな?という漠然とした思いがありました。
そしてとにかく、真平が「千明」って呼ぶのがめっちゃツボで
「年下くんにあんなふうに呼ばれたい願望」ありありなのだと自覚しました(笑)。
万里子のあの雰囲気も好きでした。
柄物ばかりなのに、なんだかかわいいファッションも好感が持てたし、世の中を斜めから見て冷静に判断する反面、恋心に戸惑う姿もかわいらしかったです。
どこか浮き世離れして、飄々としていて、でも、憎めないキャラクター。
今まで、内田さんのそういう役を観たことがなかったので(快活な女性というイメージしかなかった)、新鮮で、楽しかったです
この役で、彼女の役者としての幅が広がったと感じています。
でも、いちばんのポイントは、中井さんの巧さですね。
千明と和平の丁々発止のやりとりや、部下からのアプローチに戸惑う姿や、妹や弟に振り回されるときの困った表情。
基本的にコミカルなのですが、その真ん中に、和平というキャラクターの誠実さや真面目さがあり、魅力的な人として映りました。
そして、酔っぱらった演技が本当に秀逸で(笑)、そのたびに、母といっしょに大笑いしました。
和平の部下を演じた佐津川愛美さんも、好印象です。
彼女を連ドラでじっくり観たのは「がんばっていきまっしょい」以来でしたが、良い役者さんになったなあ…と、しみじみしました。
1月期の中では、地味めな立ち位置にはありましたが、物語の軸がちゃんとあって、それぞれのキャラクターも生き生きと動いて、ひそかに楽しみなドラマでした。
なんだか、鎌倉に行ってみたくなりました。
ゆったりのんびり…う~ん、良い街だ
って、私、やはり、歳をとってきたのかな?
非常に楽に観られたというか…
あの「速さ」が心地よかったですね。ゆったりとした流れが。
恋愛ものなのですが、主人公の年齢が40代ということ、鎌倉市を舞台に描かれていることもあって、ドキドキよりも、ほっこり和むことのほうが多くて。
大人向けのドラマだな~、と思いました。
岡田惠和さんが脚本を書かれているので、期待はしていましたが、やはり、良かったです。
急ぎ足になることなく、登場人物の心の流れが丁寧に描かれていて、無理な展開にならなかった。
しかも、皆、基本的に良い人(これ、結構重要かも)で。
ラストも、私は好きです。
その後に含みを持たせる感じだったので、人によっては、はっきりしてくれ!と言いたくなるかもしれませんが、それなりに歳をとると、勢いにまかせて…なんてできないでしょうし(たぶん…)。
主人公・千明(小泉今日子さん)の年齢にはまだ遠く、どちらかというと、和平(中井貴一さん)の弟・真平(坂口憲二さん)と妹・万里子(内田有紀さん)の年代なので、二人に共感しながらも、将来、千明みたいな心境になっちゃうのかな?という漠然とした思いがありました。
そしてとにかく、真平が「千明」って呼ぶのがめっちゃツボで
「年下くんにあんなふうに呼ばれたい願望」ありありなのだと自覚しました(笑)。
万里子のあの雰囲気も好きでした。
柄物ばかりなのに、なんだかかわいいファッションも好感が持てたし、世の中を斜めから見て冷静に判断する反面、恋心に戸惑う姿もかわいらしかったです。
どこか浮き世離れして、飄々としていて、でも、憎めないキャラクター。
今まで、内田さんのそういう役を観たことがなかったので(快活な女性というイメージしかなかった)、新鮮で、楽しかったです
この役で、彼女の役者としての幅が広がったと感じています。
でも、いちばんのポイントは、中井さんの巧さですね。
千明と和平の丁々発止のやりとりや、部下からのアプローチに戸惑う姿や、妹や弟に振り回されるときの困った表情。
基本的にコミカルなのですが、その真ん中に、和平というキャラクターの誠実さや真面目さがあり、魅力的な人として映りました。
そして、酔っぱらった演技が本当に秀逸で(笑)、そのたびに、母といっしょに大笑いしました。
和平の部下を演じた佐津川愛美さんも、好印象です。
彼女を連ドラでじっくり観たのは「がんばっていきまっしょい」以来でしたが、良い役者さんになったなあ…と、しみじみしました。
1月期の中では、地味めな立ち位置にはありましたが、物語の軸がちゃんとあって、それぞれのキャラクターも生き生きと動いて、ひそかに楽しみなドラマでした。
なんだか、鎌倉に行ってみたくなりました。
ゆったりのんびり…う~ん、良い街だ
って、私、やはり、歳をとってきたのかな?