時期が時期ですので、レポは、今期に限って、初回からラストまで振り返って、まとめて書こうと思います。





「これまでの『月9』らしくない」というコンセプトのもと制作された、このドラマ。
物語の組み立てなどについて、いろいろ思うところもありますが、私は、サバサバした、この路線は好きです。


また、あれだけのキャストがそろったことから、やはり、キャラクターを楽しむドラマでもあったと思います。


探偵事務所が舞台なので、単純に、探偵のお仕事ってどんなの?という思いがありました。
なので、新入りである駿太郎が、立場上、案内役となる、という描き方もできたのでしょうが、なかなかそうはならなくて。
それが少し残念でした。


必死でがんばるけど、先輩方にいろいろとかまわれる「弟のようなキャラ」が、後半になって見えてきたから、それが初めからはっきりしていると、もっとおもしろかったかもしれません。


演じる松潤自身も、「(放送前の)予告からのイメージとは違って、駿太郎はもっと普通のキャラ」と語っていたので、思い切ってそういう見せ方もできたのに、と思うと、惜しいです。


でも、アクションはとても良かったと思います。
回し蹴りがかっこよかった
さすが松潤


そのぶん、新田…というか、瑛太さんがとってもかっこよくて
それが意図的だったのかどうかはわかりませんが、とにかく、強烈な印象がありました。


こちらは、キャラがはっきりしていたから、いつも生き生きしていたし、彼も、演じるのが楽しい!と思いながら演じていたのではないでしょうか?


大泉さんは安定感があって、いつも楽しいし(笑)、仲さんの突き抜けた感じも好きでした。


何よりも、松嶋さんを観て、
「ああ~やっぱり、この感じだ!いいなぁ~、この感じ!」
と。
ホッとしました(笑)。
↑感覚的でごめんなさいm(_ _)m


新田の途中抜けは、寂しかったです。
6、7話は、若干中だるみ気味というか、彼がいないと、こんなに展開が緩くなるのか…と思わずにはいられなくて。
全話出ていたら、どんな風になっていたのかな?と思います。


ラストも少し曖昧で、雰囲気に流された感じがしたので、最終話は詰めこみすぎだったのでは。
それから、主題歌は大好きですが、あえてここは流さないほうが良いな、と思う回もありました。


と、いろいろつっこんでしまいましたが、もっといろいろなことができるドラマだということは確かです。
練り上げたストーリーで、それぞれが生きるようなお話を改めて観てみたいです。


そのときこそ、彼らを本当に「ラッキーセブン」と呼べるのだと思います。