久々の更新…
う~ん、年末は大変


最終話まで観ました。
やはり、すご~く重いドラマでした。


でも、昔観た映画「南極物語」の「タロ~!ジロ~!」と、今回のクライマックスとがつながって、ああ、こんな物語があったのだな、と。
点が線になったような気がしました。


後半は、かなりつらい展開でしたね。
南極から帰還する際に、犬を置き去りにしたあたりから、気持ちが、なんともいえない悲しさでいっぱいになりました。
毎回観ていた弟も、そのようなことを言っていました。


でも、実際のお話がベースになっているから、向き合わなければいけないのですよね。


そして、良いところは全部、犬たちが持っていったような(^_^;)
その生きざま(あるいは死にざま)に、それぞれのドラマがあって。


どちらかというと、役者の存在感ではなく、全体の流れを味わうドラマでしたが、ある意味、犬たちが主役だったかもしれません。


日本がもう一度立ち上がろうとするとき、昔も今も、気持ちのあり方は変わらない…
でも、ここで描かれた姿は、今はまだ、世の中の流れと完全にはリンクしていない…。
観ていて、そんな思いもありました。


だから、内容以上に、心に重く響いた作品になったのかも。


そんな、過酷を極めた南極観測隊の活動が、当時から今まで続いてきていることは、本当にすごいことなのだと思います。


少しだけドキュメンタリーを観ている感覚になったり、ちょいちょい、つっこみを入れたり。
その重さゆえに、向き合い方が難しいドラマでした。