

↑↑初期段階と、リニューアル後。
こんばんは
遅くなりましたが、ご報告です。
私が実行したミッション、それは、たくさんの人が目にする場所での作品展示でした。
家族や先輩方から助言は受けましたが、生け方、花材、花器、すべて、自分プロデュースとなります。
こういうのは、人生初、です。
このコーナーは、基本的に、本人が責任を持って管理するものなので、展示中は、緊張して緊張して、気が気じゃなかったです。
連休中で、人の数も増えるし…。
腹痛を起こしたり、気疲れからか、早い時間帯に眠くなったり…
まるで、子どもを外泊させているかのようでした(子どもはいませんが…苦笑)。
でも、良い経験になりました。
私にとっても、花たちにとっても。
花材:ヒペリカム、バラ、ドラセナ
です。
メインに据えた「ヒペリカム」は、5本あります。
このくらいあれば寂しくないだろう、と思って仕入れましたが、生けながら気づきました。
5本…
絶妙な数ですね。
中心のバラは、自分が最初に想定していたのよりも淡いピンクになりました。
先輩方から「上品に見える」との評価をいただきましたが、
帰宅後、テレビを観ていて、気づきました。
あっ、バラ…
全然意識していなかったです。
まったくの偶然
思えば、12年前のちょうどこのころ、師範の免状をいただきました(ようやく一人前、のレベルです)。
タイミングも、本当に偶然でした。
あれから年月は経ち、今、やっと、自分の力だけで、自信を持って、オリジナルの作品を披露できました。
生けていると、師範をいただくよりも前:学生時代に受けた教えが頭をかすめました。
あのころの私を、忘れないように。
これまでのたくさんの思いをこめて。
師匠のもとを離れてから、不安でたまらないときもあったけど、生け花をやめなくて、本当に良かったと思う毎日です。
自分のスタイルで生けあげることができて、シンプルながらも、記念の作品になりました。
「芸術の秋」してるなあと思いました。
見て+読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m