遅ればせながら、中間報告。
というか、来週がもう最終話。
ひぇ~。
…がんばります。
とりあえず、6話までのことを。
新たに登場した人々も物語に絡み、加害者家族と被害者家族の関係は、だんだんと変化してきています。
それが正解なのかは、まだわからないけれど。
そんな中、双葉と文哉の突然の再会には、私もびっくりしました。
そして、彼が全く反省していないことにも。
三崎家と深見家、両方の立場は、真反対にあります。
やっぱり許せないところもある。
それでも、「向こうも、大変だったんだ…」と、察することはできる。
そんな微妙な感情を、どのように表現するのか、役者さんは、本当に大変だと思います。
実体験があるわけではないと思いますし、登場人物は、日常の淡々や平静さの内側で、怒りややるせなさ、無力感を押し殺しているわけですから。
そんな中での、満島さんの演技には、本当にハッとさせられます。
双葉は、いつも誰かに振り回され、何かに巻きこまれるキャラ。
たくさんの人やものに遠慮しながら生きているから、我慢しすぎて、たまに爆発してしまう。
その、気持ちをぐっと抑える部分や、悲しみをせき止められなくなる瞬間は、やりすぎてあざとくなることもあるのですが、観ていると、妙にリアルですし、感情の流れが自然で、作りこんだ感じがしない…と、私は思っています。
それから、文哉(健二)役の風間くん。
ああ…役者さんだわ…(当たり前か)。
世の中と距離を置こうとする文哉の孤独感が、痛いほど伝わってきます。
見た目、やつれているし、なんとなく、目に生気を感じられない。
もう、うっかり「風ポン」なんて呼べないなあ。
歌って踊っていたころが懐かしいです。
洋貴の母・響子が、今までの気持ちの流れを告白し、日垣家を出る決意をする場面も印象的です。
彼女の葛藤や苦しみが明らかになっただけではなく、観ていて、演じる大竹さんの迫力というか、熱のようなものを感じて、ただただ圧倒された時間でした。
その前段で、スカート丈の会話から、双葉が、響子がずっと気がかりだった「あること」を見抜いたくだりも、心に残ります。
あ~!そういうことだったのか!と。
パズルのピースがはまった気がしました。
あと、細かいところの描写には、日常にありそうなものがたくさんあります。
6話の、双葉の両親が時間差で深見家(釣り宿)を訪ねるくだりだけでも、複数見つかりました。
(普段そういうことがないから)お客様にお出しするお菓子がないとか、母親たちがお互いに、同じ韓流ドラマを観ているとか。
個々の生活感が、すごくよく見えます。
こういう、なにげない描写が、密かにツボです。
物語が重いから、そんな瞬間が楽しくなるのかも。
ツボといえば、洋貴の弟・耕平の繰り出す、漫画のうんちくもそうです。
まさか、ドラえもんネタが登場するとは思わなかった
ただ悲しむだけではなかった、その人生とキャラが、なんとなくわかります。
それから、小田和正さんの主題歌が…心にしみます。
なかなかうまくいかないけれど、自分の気づかないところで、誰かがそのがんばりを見てくれている、というフレーズがあるのですが、そこが流れると、自分もいつか、そんなこと言われたなあ…と、ジワッとくるのです。
後半をまだ観ていないのでなんともいえませんが、農園の人々の動きがカギになるようですね。
文哉の過去をよく知る紗歩は、彼にとっては疫病神みたいな存在だし、農園主の娘・真岐も、「健二」ではない「文哉」を知ってしまって、どう考えても穏やかではない。
三崎家の親子関係もちょっとややこしくなってきて、なんだか、私が混乱しそう。
複雑に展開するのではなく、伏線は少なめに、それぞれの思いをちゃんと着地させてほしいなあ、と思います。
では…
明日から、後半を観ます。
最終話に、間に合いますように。
というか、来週がもう最終話。
ひぇ~。
…がんばります。
とりあえず、6話までのことを。
新たに登場した人々も物語に絡み、加害者家族と被害者家族の関係は、だんだんと変化してきています。
それが正解なのかは、まだわからないけれど。
そんな中、双葉と文哉の突然の再会には、私もびっくりしました。
そして、彼が全く反省していないことにも。
三崎家と深見家、両方の立場は、真反対にあります。
やっぱり許せないところもある。
それでも、「向こうも、大変だったんだ…」と、察することはできる。
そんな微妙な感情を、どのように表現するのか、役者さんは、本当に大変だと思います。
実体験があるわけではないと思いますし、登場人物は、日常の淡々や平静さの内側で、怒りややるせなさ、無力感を押し殺しているわけですから。
そんな中での、満島さんの演技には、本当にハッとさせられます。
双葉は、いつも誰かに振り回され、何かに巻きこまれるキャラ。
たくさんの人やものに遠慮しながら生きているから、我慢しすぎて、たまに爆発してしまう。
その、気持ちをぐっと抑える部分や、悲しみをせき止められなくなる瞬間は、やりすぎてあざとくなることもあるのですが、観ていると、妙にリアルですし、感情の流れが自然で、作りこんだ感じがしない…と、私は思っています。
それから、文哉(健二)役の風間くん。
ああ…役者さんだわ…(当たり前か)。
世の中と距離を置こうとする文哉の孤独感が、痛いほど伝わってきます。
見た目、やつれているし、なんとなく、目に生気を感じられない。
もう、うっかり「風ポン」なんて呼べないなあ。
歌って踊っていたころが懐かしいです。
洋貴の母・響子が、今までの気持ちの流れを告白し、日垣家を出る決意をする場面も印象的です。
彼女の葛藤や苦しみが明らかになっただけではなく、観ていて、演じる大竹さんの迫力というか、熱のようなものを感じて、ただただ圧倒された時間でした。
その前段で、スカート丈の会話から、双葉が、響子がずっと気がかりだった「あること」を見抜いたくだりも、心に残ります。
あ~!そういうことだったのか!と。
パズルのピースがはまった気がしました。
あと、細かいところの描写には、日常にありそうなものがたくさんあります。
6話の、双葉の両親が時間差で深見家(釣り宿)を訪ねるくだりだけでも、複数見つかりました。
(普段そういうことがないから)お客様にお出しするお菓子がないとか、母親たちがお互いに、同じ韓流ドラマを観ているとか。
個々の生活感が、すごくよく見えます。
こういう、なにげない描写が、密かにツボです。
物語が重いから、そんな瞬間が楽しくなるのかも。
ツボといえば、洋貴の弟・耕平の繰り出す、漫画のうんちくもそうです。
まさか、ドラえもんネタが登場するとは思わなかった
ただ悲しむだけではなかった、その人生とキャラが、なんとなくわかります。
それから、小田和正さんの主題歌が…心にしみます。
なかなかうまくいかないけれど、自分の気づかないところで、誰かがそのがんばりを見てくれている、というフレーズがあるのですが、そこが流れると、自分もいつか、そんなこと言われたなあ…と、ジワッとくるのです。
後半をまだ観ていないのでなんともいえませんが、農園の人々の動きがカギになるようですね。
文哉の過去をよく知る紗歩は、彼にとっては疫病神みたいな存在だし、農園主の娘・真岐も、「健二」ではない「文哉」を知ってしまって、どう考えても穏やかではない。
三崎家の親子関係もちょっとややこしくなってきて、なんだか、私が混乱しそう。
複雑に展開するのではなく、伏線は少なめに、それぞれの思いをちゃんと着地させてほしいなあ、と思います。
では…
明日から、後半を観ます。
最終話に、間に合いますように。