最終話からかなり経っていて、今ごろ何?状態…。
皆様、申し訳ありません


でも、
いや~、楽しかったです
まさか、エンディングに合わせて、家族の視線お構いなしで(笑)、マルモリダンスをやりだすとは思わなかったです。


癒やされるというか、和むというか、観ていて、だんだんと心が温かくなっていく実感がありました。


確かに、犬がしゃべっていましたが(笑)、それ以外は、本当にベタすぎるくらい、日常にあふれる、小さくて大切なものが描かれていました。
派手ではありませんが、そこに、感動があったと思います。


ポイントはたくさんあったのですが、個人的には、阿部サダヲさんの存在が大きかったと思います。


マルモのキャラが、もともとかわいらしかった、ということもありますが、そのかわいらしさをさらに増幅させたのが、阿部さんの演技でした。
彼じゃないと、マルモはマルモらしくならなかったし、ここまで楽しくならなかったと思います。


後半にあった、双子が母親について問いただそうとするところで、それをなんとか言い含めようとするマルモが、自分に似ている人として、ネコ娘やねこバスを挙げたのは、おもしろかったです。
人じゃないけどね(笑)。


阿部さん、猫顔だもん。
猫田を思い出すなぁ~


マルモの一生懸命さと、阿部さん自身の一生懸命さが一体化していて、
「本当に、マルモって、良いやつだなあ」
と思いました。


ものすごく、愛菜ちゃんと福くんが注目されましたが、もちろん、二人の演じた薫と友樹も、かわいらしさと芯の強さが見えて、
「こんな子どもがほしいなあ~」
なんて、思いました


何回かあった、マルモの良いところをうれしそうに話す場面は、胸がいっぱいになりました。


前にも書きましたが、3人+1匹の周りにいる人々も、良い人ばかり。
善人ばかりだと、作り物っぽく平和すぎて、おもしろくない…と思われがちですが、今のこんな世の中だからこそ、受け入れられたのかな?と。


そして、「おきて」は、想像以上に強力でしたね。
マルモとケンカした薫が、気持ちを入れかえるきっかけになったのも、最後の最後で、母親のもとから戻ってくるきっかけになったのも、「おきて」。


「離れ離れでも、家族」。


シンプルですが、ゆえに、深い言葉だと、私は思います。


想像を超えて、大ヒットしてしまいましたが、「小さくても、温かくて楽しい」宝物が、たくさんつまったドラマでした。


日常の出来事を描くだけなのに、なぜ、こんなに笑えて、泣けるのだろう?


途中から、マルモたちを、いつまでも見守っていたいなあ、終わらなきゃいいのに…と思いました。


後日、スペシャルが放送されますし、主題歌は、いまだにヒット中


まだまだ、この流れは止まらないですね。