
少し前のことになりますが、アルバム収録の嵐うた「虹のカケラ~no rain, no rainbow~」の歌詞世界にかけ合わせて。
偶然で、嘘のような…
日常の、小さな奇跡。
この前、しばらくブログを休んでいた間。
自分自身でも気づかぬうちに、なんだか神経が、より過敏になっていたみたいです。
ほかの誰かの何気ない言葉や反応に対して、甲高く、ややヒステリックな言葉が、声が響いて。
「誰も、私に近寄らないで。話しかけないで」
自発的に、周りの人から、物理的・精神的に遠ざかっていく日々。
そんなある夜、あまりにも自分が嫌になって、悲しくて、涙がボロボロと。
そのときなんとか、そんな自分を励まそうとして聴いた「虹のカケラ」。
でも、「…smile」のフレーズが、余計に悲しくて。
涙が、止まなくて。
つらくて、聴けなくなりました。
そして、どうにも気持ちをコントロールできなくて、家の周りをとぼとぼ歩いていました。
どんよりとした空。
の、はずが。
西の方向に、キラリと光り、流れる何かが。
「流れ星…?」
ううん。
こんな空で、星が見えるわけない。
たぶん、ホタルだったのだと思います。
星を探していたわけじゃない。
でも、何か、心の拠りどころがほしかったのでしょう。
次の日も、そんな悶々とした気持ちが続いていました。
そして、生け花の会の帰り、猫のえさを買うために立ち寄ったお店の駐車場で、その光景に出くわしました。
虹。
わけもなくうれしくなって、思わず一枚。
で、買い物が終わって車に戻ってきたら、虹の上に虹。
それが、今回の写真です。
右側に小さくある白いのは、月です。
時刻は、午後6時を過ぎていました。
やや見えにくくて、申し訳ありませんが
上のほうの虹は、普通、赤が上にくるのが、逆になっていて。
不思議な景色でした。
写真では捉えられなかったのですが、向こう側の山の稜線まで、ちゃんとつながっていました。
ああ、
こんなこともあるのだなぁ…。
と。
それで、気持ちがちょっとだけ晴れたのか、しばらく聴くのをやめていたCDを、また、プレイヤーに入れました。
昨日は悲しくて聴けなくなった、あの歌。
走り出した車。
そして、気分よくなりすぎたのか、立ち寄るはずのスーパーの前を、うっかり素通りしていました(笑)。
↑その後気づいて、ちゃんと引き返しました
でも、それがいいきっかけになって、それから、少しずつ、少しずつ、心も柔らかさを取り戻していきました。
そんなことがあってから、ふいに、「STADIUM」での、翔ちゃんの挨拶が思い出されました。
大変なとき、たとえ一瞬でも、五色の虹が輝きますように。
それは、とても印象的な言葉たちだったから、観たときから、頭の中にずっと残っていました。
再度、その挨拶の場面を観て…
心にしみました。
気づかなかっただけで、本当はしょっちゅう、その虹は、自分の頭の上に輝いていたのかもしれない。
でもあの日は、それにも増して、はっきり目に見える虹が輝いていた。
(涙)雨という悲しみに、誰かの気持ちが光となって差し、希望という虹は輝く。
ひとりじゃない。
そう感じた。
それが、うれしかった。
その日、偶然にも、虹を見た。
ただそれだけの、ささいな出来事ですが、私にとっては、奇跡でもありました。
7月10日のことです。
今にしてみれば、あれは、吉報の予兆だったのかな?
なんて。
思いこみが激しすぎますね
ここまで読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m